さてフィンジ小特集第2弾。 「フィンジ オーケストラ作品集」 Lyrita SRCD.239これは残念ながら前出Naxos盤の「チェロ協奏曲」（015参照／8．555766）「クラリネット協奏曲」（051参照／8．553566）と重複が多い。重複していないのは、「夜想曲（新年の音楽…

なでしこジャパンのW杯優勝について書こうと思ってたんだけど、東京地方はこのところ急に涼しくなって、ちょっと体調崩してブログをお休みしている間に、タイミングを失ってしまった。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ということで本題の「無名名曲」で更新。 …

ブログ再開後、最初の「本題」こと「無名名曲」第1弾。実際、約1年間の「抜け殻」中はほとんど音楽を聴いていなかったし、新しく出たＣＤもチェックしていないので、これまでの貯金から取り上げましょう。 さて「抜け殻中」にＣＤチェンジャーの中にずっと収…

さてNAXOSのマルトゥッチの管弦楽作品全集第3集（NAXOS 8.570931） マルトゥッチ:管弦楽作品全集 第3集 追憶の歌/ピアノ協奏曲 第1番 ピアノ協奏曲第1番は、23歳の時の作品（まあ、何歳の時に書いたからって作品のクオリティだけが問題なんだけどね）。第1楽…

さてNAXOSのマルトゥッチの管弦楽作品全集第2集（NAXOS 8.570930）。第2集の聴かせどころはやっぱり交響曲第2番でしょう。これは名曲だ！第1番はかかなりブラームス風だったけど、第2番はブルックナーも入っている感じ。第1楽章は第1主題の現れ方がともかく…

さて昨日書いたように、NAXOSから出ているマルトゥッチの管弦楽作品全集（4枚）を順に取り上げてゆきましょう。マルトゥッチ（MARTUCCI,Giuseppe1856-1909）はイタリアの作曲家（ピアニストでもあり指揮者でもあったらしい：Wikiによれば、オペラ全盛期のイ…

ついに完結してしまった「のだめカンタービレ」の23巻を読み終えてしまいました。実は最終回と言う事で雑誌の方（Kiss）を買っていて、最終話だけは読み終えていたんだけどね。 でも私の鬱の時に支えになってくれたマンガが終わるというのは実に感慨深いもの…

ホルストと言えば組曲「惑星」。さて、「惑星」だけが有名なホルスト。他の作品はどうなのか？一発屋だったのか？入手できるのはCHANDOSから出ている２枚、NAXOSから1枚（重複が多し）を順を追って聴いてみましょう。結論から言えば、大作は「惑星」1曲だけ…

私のこのブログの趣旨としては、マーラー（1860-1911）以降の音楽をメインに取り上げているので、スヴェンセンはちょっと古い（1840-1911 奇しくも没年は一緒）。しかし「グリーグがスヴェンセンの交響曲を聴いて自分は交響曲の筆を折った」とされているよう…

今日は「クラッシック」というより「ダイエット」ネタかも。 ともかく今年の冬に「レコーディングダイエット」に失敗してから、体重は増えるばかり。4月にとりあえず会社に復帰してからと言うものロクに体も動かしていないし、食欲は増すし、ついに107kgにも…

これからキャンプに行くのに、全く眠れない。 ということで、どうでもいい作曲家の作品について。 Amazonで調べるとそれなりにアメリカではCDは出ているようで、意外にメジャーなのかもしれない。交響曲もこの３曲に限らないみたい（全６曲）。このクレスト…

先週は風邪でダウンしていて書き込みナシ。そのあいだ、ペタをいただいたりコメントを寄せていただいた方々、ありがとうございました。 さて、カラーエフの交響曲第3番。最初、交響曲第3番の第1楽章を聴いた時の印象は「しょせん二流のバルトークか」。第2楽…

このところ誉めてばっかりなので、ホントはこんなガッカリなアルバムばかりがゴロゴロあるんだよ、ということを知ってもらいたくてこの一枚を紹介。ジェームス・コーン（アメリカ 1928～）の交響曲第７番＆第2番、それと「旅する異邦人」による変奏曲、ワル…

Naxos 8.551212 作曲家のトーマス・シュミット＝コワルスキーはWikiで調べても、ググっても日本語の情報がほとんどない。どうやらライナーノーツを見るとどうやらドイツ人らしい（ドイツで生まれただけかもしれないが）。１９４９年生まれということは現在６…

調子に乗ってモーランのCHANDOSから出ているアルバムをもう1枚紹介。CHANDOS CHAN 10235 第1曲目の「セレナード ト長調」は、まるでヘンデルの「王宮の花火の音楽」みたいな華やかさもあり、それでいて素朴で、すごくいい曲じゃないんだけど悪くはないってと…

モーラン バイオリン協奏曲＆チェロ協奏曲 CHANDOS CHAN10168 いや～あっという間に終わってしまいましたね、ＧＷ。寝正月でなくて寝ＧＷと言う感じで、眠ってばかりいました、田無の生家に帰る以外は。少しは部屋の掃除とかしたかったんだけどな。 で、その…

無名名曲アルバム自体の久々の更新。 モーラン 交響曲 ト短調／シンフォニエッタ/ロイド=ジョーンズ こんな格好いい交響曲、久々に聴いた。これだから無名名曲探しの旅は止められない。ともかく第１楽章はスリリングでいながら、郷愁に満ちた美しいメロディ…

先日、渋谷に行って１時間くらい時間が余ったので、石田衣良言うところの「東京で一番充実しているクラッシックコーナー」のある渋谷のタワーレコードへ。まあ確かにフロア面積や品揃えも充実していているのは認めるけど、ちょっとＰＯＰとか飾り付けとか「…

結構久しぶりの更新なので、まずは友人関連に現状報告を。 鬱病が治ってきて、今はリハビリ出勤というのをしています。今週は9：30～15：30、来週からは9：30～17：30、自分の属している会社じゃなくてそういうのを専門にしている会社（あるんだね～）に出勤…

ロパルツの交響曲全集（バラ売り）がいつのまにか出ていたとは驚き！（以前取り上げた交響曲第3番はまだ未発売のよう）。ということでさっそく購入。しかし外盤なのでライナーノーツが私の英語力では解読不能。まあ、来歴とか無視するのがこの「無名名曲アル…

この一週間ばかり、マニャール（フランスの作曲家 1865～1914）の交響曲4曲（第1番から第4番）を集中して聴いていた。もちろんこの無名名曲アルバムに書くかどうかで迷っていたから。 で、ようやっと評価をまとめて、書こうと思ったら、既に書いていた。３年…

昨日のブログの続きです。結論から言えば４番、５番は優れているので、清水の舞台から飛び降りるつもりで買えば納得？できるというもの。で、今回は２番から４番（５番は既述）について書いていきましょう。 ■パリー交響曲第2番「ケンブリッジ」 オーケスト…

パリーの交響曲全集はCHANDOSレーベルから3枚組（9120-22の番号）で出ています。 以前ご紹介した第５番も同じ演奏・録音で収録されてます。 結論から言うと、この全集、お勧めすべきかどうか非常に迷う。＜その２＞で書く予定ですが交響曲4番、5番が収まって…

みなさん、あけましておめでとうございます。 2009年もよろしくお付き合いください。 さて、2005年の夏から書き始めているこの「無名名曲アルバム」のブログ、友人からは「クラッシックの話はよくわからんけど、ダイエットの失敗の話やキャンプの話は面白い…

暗黙の前提としてマーラーより一世代前の作曲家を取り上げないのが、この「無名名曲アルバム」なんだけど、パリーはブルックナーとマーラーの間の生年（ワーグナー1813：ブルックナー1824：ブラームス：1833：パリー1848：マーラー1860）＞のイギリスの作曲…

デイヴィド・ダイアモンド（David Diamond 1915～2005）はアメリカの作曲家。NAXOSからは次の4枚のアルバムが出ている。 ＝＝＝＝ 8.559157 交響曲第１番 他 8.559154 交響曲第２番 第４番 8.559155 交響曲第３番、詩篇 他 8.559156 交響曲第８番 他 ＝＝＝…

さて、12/2にこの「無名名曲アルバム」の編集方針を変更し、自分の好みじゃない、非お勧め作品も取り上げることのきっかけになったホヴァネスの諸作品を一挙なで切り。 アラン・ホヴァネス（HOVHANESS,Alan 1911-2000 アメリカの作曲家）のCDはNAXOSで4枚も…

この「無名名曲アルバム」のブログの本筋であるところの「無名名曲」の紹介について、編集方針を変えることにしました。 今までは極力、「本当に聴いて欲しいモノ」を中心にして書いてきたんですが、正直ネタに詰まった。 CDは聴いてないモノも含めて1ヶ月に…

久々の更新。鬱の気配もなく元気に過ごしているのに、中々、会社に復帰出来ず、非常に暇にしている今日この頃。お盆には西東京の実家に帰ってました。 さて、本日はこのブログのメインテーマ、「無名名曲」のご紹介。とは言っても、またアッテルベリなんです…

ブログネタというのは無くなったと思ったらすぐ出てくるから面白い。 良かったのはシマノフスキじゃなくてグレツキだった！全然世代も違かった。で、これ「無名名曲」とするにはちょっと「有名」な感じもする（いろんな人が指揮している）けど、まあ、いいも…