ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

ついでなので私の中のウディ・アレン映画ベスト5は?

アニー・ホール

旧友からコメントがあったので、私の中のウディ・アレン映画ベスト5をあげると(いつから映画についてのブログになったんだ、っていうのは置いておいて・・・そういえば「無名名曲」紹介してないよな・・・)、

1.アニー・ホール わたしの中では、すべての映画の中でも5指に入る名作。あれこれ語る必要なし。必見。

2.マンハッタン モノクロの美しい映像(ダイアン・キートンとのデートシーンの美しさは類を見ない)とガーシュインの音楽と皮肉な物語がおりなす名作。

3.ハンナとその姉妹 笑えて、かつ考えさせられる、アレン映画の醍醐味が存分に味わえる。ダイアン・ウィーストとの2度目のデートシーンの美しさも必見。DVDが廃盤なのが痛い。

4.スターダスト・メモリー ちょっと個人的すぎるランキングかもしれないけど、かなり笑えるし、映画の中に映画がある、重層的な作りも楽しめる。シャーロット・ランプリングも美しいし。DVDになっていないのが信じられない。

 

とここまでは簡単なんだけど、5番目が悩むところ。一つのアイディアで押しまくる「カメレオンマン」(DVD未発売)、心温まるエンディングの「ブロードウェイのダニー・ローズ(DVD未発売)、映画賛歌でもあるカイロの紫のバラ(DVD未発売)なんかが候補かな。

 

コメントをくれた旧友と結構違うのは、後期の作品を選んでないこと。「ギター弾きの恋」なんて、観終えたら絶望的な気持ちに陥ってしまって、二度と観たくない作品だし。
ランキングには入らないけど、初期の作品では「スリーパー」「セックスのすべて」なんかが良いし、アレンは監督してないけど脚本・主演の「ボギー、俺も男だ!」(DVD未発売)も楽しめる。後期の作品では「ブロードウェイと銃弾」「誘惑のアフロディーテ(DVD未発売)「地球は女で回っている」(DVD未発売)なども楽しめます。

ちなみに「初期」は「アニー・ホール」より前の作品。「中期」はダイアン・キートン~ミア・ファーロウ時代、「後期」はそれ以降、としておきましょう。

しかしなんでDVDが出ていなかったり廃盤だったりするのがこうも多いんだ!以前にも書いたけど、アレンほどの作家の作品が揃わないのは許される事じゃない!