ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

サッカーW杯アジア最終予選 日本代表✕ベトナム代表戦を観にゆく (3)試合内容もひどかった

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(写真は試合前の先発組アップの様子。埼玉スタジアムはバックスタンドほぼど真ん中の、2階席の2列目という、ゲーム全体は見やすいけど人は認識しにくい席だったが、買ったばかりのキヤノンのデジタルミラーレスカメラと望遠レンズの威力はすごく、三脚もないのに、肉眼では全く認識できなかった選手がハッキリ分かるレベルで撮れてる!このカメラの話もいつかは書きたい)

 

 文句を垂れて少しは気が晴れたので試合内容について。正直、前述の問題に腹が立って試合をTVやDAZNで見直してはいないので不正確かもしれないけど。

 

 で、試合内容なんだけど、これもひどかった。メンバーは前述した東京新聞の予想(共同通信ネタなのかもしれないが)と違ったのはキーパー川島だけ。後で思い起こせばこの試合は、川島と柴崎と原口の代表引退試合になったかもしれない。

 ま、冗談?はさておき、先発メンバーで一番の問題はホームでのオーストラリア戦以降、ずっと上手くいっていた中盤の3枚を総とっかえしてしまったこと。遠藤航が離脱したのはしょうがないとして、守田と田中碧二人とも外すって。初めてやる3人が全く機能しない、そりゃそうだ。そうだからこそ、ここまで序列をあまり変えずに少しずつ選手を変えてきたんじゃん(監督が望んだかどうかは別として)。それなのに中盤の3枚を総取っ替え。もう監督のアリバイ作り以外の何物でもない。チケット代返せと言いたくなる。

 正直、あんな使われ方をした旗手がかわいそすぎ。旗手を試すならアタリマエだけど、「守田、田中碧、旗手」フロンターレ組で使えるかどうかをまずは試せばよかったじゃん。それなのに、事前に指摘した「心配なのは柴崎かな。アンカーやるというウワサを聞くが、向いてない。4-3-3だと本当に居場所がない選手」という柴崎がよりによってアンカー。心配通り、前半の柴崎はすご~く中途半端なポジショニングでほとんど存在感がなかった。悪い予感がズバリ当たってしまった・・・というか誰でも事前に想像つく。だから監督のアリバイ作りと言いたくなるんだよな。ベトナムごときにボールを回され、まともにプレスがかからない。

 ともかくセットプレーから点まで取られて、まさかのベトナムにリードされるなんて言う最悪の前半が終わって、後半開始から旗手out伊東inで4-2-3-1にしてから良くなったけど、今思えば前半のウチに旗手をそのまま右サイドに入れればシステム変更が可能だったよなと。そういうユーティリティ性が旗手のウリでもあるわけだし、後半待たなくても対応可能だった。RSBがフロンターレの山根だということも含め上手くいったかもしれない。

 が、森保監督にはそういう柔軟性がない。そりゃ練習する時間がなさすぎ、というエクスキューズが成り立つけど、だったらそれを言わないと。従順なところ、協会の政治力のなさに文句を言わないところが上層部から買われている、という悪印象だけが際立ってしまう。

 もとい。さらに後半途中から原口、柴崎を下げて守田、田中碧を入れてさらにギアが上がったが、結局、勝ち越せず。

 友だちも指摘していたが、ベトナムとかタイとか東南アジアの国とやるときは、ヘッドの強いデカいFWを入れといた方が間違いなく良い。「日本のサッカーを」とか「ジャパンウエイ」とかワケのわからん寝言を言う前に、勝つための最善の手を打てよ。バルセロナだってルーク・デ・ヨングに頼る時あるじゃん。バルセロナほど強くない日本代表にはそういうカードが絶対に必要。今回は運良く、オーストラリアに勝っていたからベトナムとそんなに真剣にやらなくて済んだけど、もしオーストラリアに負けていたらベトナムに大差を付けて勝たなければいけなかったわけで、そもそも最初の人選からして間違っていたと言える。

 ともかく試合以前の問題で不快になり、試合内容も良くなく、散々なゲームを観させられた。