ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

正直、森保監督は今でも好きではないけれど、認めざるを得ない結果。奇跡に近いドイツ戦勝利。

https://www.jleague.jp/news/article/23909/

昨夜のW杯グループリーグ初戦の日本✕ドイツ戦。「最高でも引き分け、下手すりゃ大差でボロ負け」くらいに思っていたので、逆転後の15分くらいはひっくり返されそうで怖々観ていた。そんな中でも日本代表はきっちり勝利。信じられない。

まずはおめでとうございます!正直、あなた方の事を見くびりすぎていました。

特に森保監督については本当に見くびっていた。というか、今でも支持はしていない。その理由については、下記に詳しく書いたが、

second-cousin-s-project.hateblo.jp

1)賭に出られない

2)記者会見がつまらなすぎる

3)上意下達の中間管理職っぽい振る舞いが不快

の3つの理由をあげた。

2、と3については意見は変わらないので、今でも支持はしていない。しかし、1)賭に出ない、については間違っていた。東京オリンピックの結果から「この人は一か八かの賭に出られない。その勇気がない」と批判した。

が、昨夜の試合、後半の立ち上がりから4バックから3バック(5バック?)にシステムを変更。逆転時には浅野、南野、堂安、三笘、伊東、鎌田と6人ものオフェンスな選手をピッチに送り出していた。

まさにギャンブル。勇気ある決断だった。賭に出て、賭に勝った。

脱帽である。

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ということで今後の展開に期待が持てる。だがまだ完全には信頼していないのも事実。東京オリンピックでは失敗したミッション、選手をきちっとローテーションさせなければいけない。

失敗したら昨日の勝利も無駄になってしまう。

引き続き、勇気と深い洞察力を持ってガンバレ、としか言いようがない。

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しかしドイツの後半の失速ぶりには驚かされた。

日本:ドイツのシュート数を前後半で比べると、

前半 シュート数 01:14 うち枠内シュート 0:5

後半 シュート数 11:12 うち枠内シュート 4:4

シュート数だけ見れば後半は互角の戦いをしていたと言える。

日本の3バック(5バック)へのシステム変更が効いた、と言えるが、観ていて「ドイツはすぐに対応してくるだろうから早く点を決めないと」とハラハラしていた。

が、なぜかドイツは有効な手が打てない。さらなる攻撃的な選手を投入してゆく日本を突き放せない。突き放せないどころか逆転を喰らってしまった。

コンディションが良くなかったのか、ピークを第3戦以降に持って来ていたのか、ドイツの後半のデキの悪さちょっと驚きであった。とても優勝候補とは言えないな~というのが正直な感想。実は決め手に欠けるのが今のドイツ代表の姿なのかもしれない。