未来から来た人から聞かされても「そんなバカな事言ってるんじゃない」と一蹴しそうな結果。
ともかくこの試合も前半は押されっぱなし。立ち上がりすぐにモラタに決められちゃったし、その後はスタートのDF3人全員が前半のうちにイエローをもらってしまう。
しかし、だ。
ドイツ戦も、負けてしまったコスタリカ戦も後半に盛り返している。なのでそれほど悲観はしていなかった。
で、後半に三笘、堂安を入れて前からのプレスがはまり、なんと6分間で逆転。
日本チームは最大で5人交代できる今回のルールを一番活用できていてると思う。
その後の時間経過は長く感じたけど、でもドイツ戦を経験しているので、観る方もそれほどシンドクなかった。
特にスペイン代表には高さがないし(モラタも途中で退いてた)、そもそも放り込んでくるサッカーをやるタイプのチームじゃないので、押し込まれても凌げる可能性は高かった。
で、68分に冨安投入。これで守備はものすごく安定。87分には遠藤を投入し逃げ切る。
一方的にボールは支配されたが(日本のボール支配率はなんと17%台!勝利チームで最低のポゼッション率だったそうな)比較的安心して観ていられた。
やっぱり日本代表、昔に比べて強くなった!
==================================
しかし前の記事で指摘したように、コスタリカ戦で「守備の要である遠藤航と吉田と板倉の3人を2試合続けてフルで使ってしまった」ことのマイナス面は出てしまい、このゲームはシメにこそ出てきたが、ケガで遠藤は先発で出られなかったし(まあようやっと休みがとれたとも言えるが)、板倉は2枚目のイエローでトーナメント1回戦は出場停止。
さらに言えばこのゲームでも吉田は中3日で3試合連続フル出場。次戦のパフォーマンスは大丈夫なのか? 冨安がケガから復帰したのは朗報だけど、1試合丸々使える感じではない(次戦は延長戦あるし)。
コスタリカ戦で評判を下げた伊藤 洋輝を使うのかどうかも含め、非常に悩ましい。
==================================
そして2試合連続フル出場の鎌田も68分出場。ちょっと右肩下がりにコンディションが落ちている感じ。
次のクロアチア戦はこれまたシンドイ戦いになりそうだが頑張って欲しい。