Second Cousin's Light Orchestra feat. 巡音ルカ【オリジナル】
[2020年8月6日 しつこく修正]
改めて聴くとテンポが速過ぎるのが気になる! 曲の成り立ちで当初の形の16ビートでのテンポを引きずっていたが、シンプルな楽器構成になったので、テンポを落として落ち着いた形に修正。まあ、3度目の正直、ということでもう直さないでしょう。
==================================
[2020年8月3日 同日にまたもや修正]
さらに修正。1コーラス目のAパート、ピアノだけの伴奏の部分が余りに不自然なので弦を足しました。キリがない・・・けどホント、これで終わらせたい!
==================================
前項目はぐちゃぐちゃになってしまったので、改めて曲の成り立ちから説明します。
昨年(2019年)から続けているDTMの制作システム更新の一環で、システム調整も兼ねて、旧作を手に入れてYouTubeにアップしてきたシリーズの最終回になります。
この曲は二昔くらい前に作った曲。一応2000年、としてありますが、もうすこし古いかもしれません。DTMの(私の制作システムの世代で言うと)第1世代時代に作った曲で、ホストはMac、音源は外部ハードウェア音源(CASIO)、ハードディスクレコーディングなんて夢のまた夢で、シーケンサーソフトで音源を鳴らして録音はMDとかにしてた記憶があります。
第2世代では、マシンはWindowsXP+DAWはSonar2.0+音源は外部ハードウェア音源とソフトウエア音源を組み合わせ、ハードディスク・レコーディングが可能になり、第3世代では、マシンはWindows7+DAWはSonarX2+音源は完全にソフトウエア音源のみとなりました(これはちゃんと記録が残っていて2013年に切り替えてます)。
第1世代に作った曲ですが、システムを変えるたび、この曲はインストのママではありますが、テストも兼ねて新しいシステムに移植してきました。自分の中でそこそこ気に入っていた曲なんでしょう。
ということで2019年に更新した第4世代である「マシンはWindows10+Cakewalk by BandLab」にも移植してみました。
ただ、過去の移植時では編曲にはほとんど手を加えず、ずっと16ビートでポリリズムっぽいベースやドラムスが入っている、1980年代のクロスオーバーとかフュージョンとか言われていた感じのインストの曲でした。
で、今回、歌詞を付けてボカロの巡音ルカに歌ってもらうに際して、Second Cousin's Light Orchestraシリーズとして再定義して、バックに弦楽合奏を入れたり、キーボードの対旋律を増やしたりしたら、ベースやドラムスがウルサい!
ということで今回は割り切って、キーボードと弦楽合奏とパーカッションだけの伴奏にしてみました。2020年7月5日に一旦完成。7月10日前後にYouTubeにアップしたんですが、どうしても気にくわない。
①16ビートを刻むハイハットがウザい、②ピアノの音数が多すぎる、③巡音ルカの音量にばらつきがありすぎるのをコンプレッサーで潰しすぎである、などなど。
①に関してはカッコ良い打楽器を探して、NATIVE INSTRUMENTSのKOMPLETE START(シンセ、サンプル・インストゥルメント、エフェクト、サンプルなど2,000以上のサウンドが付属し、音楽制作が始められる無償の音楽制作パッケージ、だそうな)をインストールして探してみたんだけど、結局、こういうのは曲に合った音を同社のKOMPLETEなどで自分で作り込まないと納得のゆくもは出来ないよな、ということを改めて確認。正直、「作曲はしたいけど、素材の音作りまでは勘弁」となり、パーカッションはほぼ全部削除することにしました。
②に関してはコード打ちをするピアノを全カット、③に関しては音声レタッチソフト?のMelodyne5 assistantで一気に調整。Melodyne5 assistantは自分で歌った声をレタッチするために買ったので、いずれ本格的なレビューを書いてみたいと思っています。
ということで、(ほぼ)ピアノと弦楽合奏しか入っていない変な曲になってしまいましたが、今はそこそこ満足してます。
ちなみにオーケストラ音色はGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA(GPO) 5に、今回もフリーのオーケストラ音色Versilian Studios Chamber Orchestra(VSCO) 2 Community Editionを足してます。ポップス系の弦楽としては、この組み合わせに非常に満足!GPOだと立ち上がりが強すぎるし、VSCOだけだと立ち上がりがゆっくりすぎるので、組み合わせとしてホント、ちょうど良いです。
歌詞は適当。Cメロが出てくるたびに、「混乱」→「困惑」→「混沌」と韻を踏んで最後は「紺碧」で締めてみたりいろいろ遊びましたが、他の自作との共通点も多くてマンネリを感じていて、歌詞については改めて方法論を考えなくてはいけないな、と痛感しています。
#巡音ルカ #Vocaloid #Piaporo Stadio #Cakewalk by BandLab #GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA #Versilian Studios Chamber Orchestra #VSCO #自作 #DTM#オーケストラ風 #Melodyne 5 #オリジナル
=================================