ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

アーセナル快調!

セスク

今日も調子が良いので、書きたかったけど書けなかった今シーズンのアーセナルの好調についてやっっと書ける。

昨日、11/12(月)に行われたレディング戦(アウェイ)をVTRで観たんだけど、1-3のスコア以上の快勝、とうか圧勝。今シーズンのアーセナルの好調をまざまざと見せつけた試合。

ともかくボール支配率が高い。印象だと8割くらいボールを支配してたんじゃないかと思わせるくらい。ボールが良く回って(あいかわらず回しすぎの感じも少しあったけど)、スペシャルなプレーも出るし(3点目のフレブのキーパーをかわすものすごく深い切り返しとか)、アーセナルファンとしては実に楽しめる内容だった。守備もすごくて、ともかくレディングが安心してボールをキープ出来ているのってキーパーがボール持っている間くらいで、後はアーセナルのプレッシングの重圧にさらされてあせってミスを連発している感じ。レディングのファンじゃなくて良かった。たまらんだろうな、あんな試合見せつけられちゃ。

で、今期のアーセナルの好調の要因なんだけど、やっぱり私も、サッカー評論家の人と同じように、

アンリがいなくなったことで、逆に中盤の選手もどんどん点を取りに行けるようになった

んだと思う。ともかくアンリがいれば、自分でもシュートを打つチャンスがあってもアンリにボールを出していたキライがあったからね。とくにセスクやフレブのシュート意識が非常に高まった(ロシツキーはもともとシュート好きだったけど)のが良い。


関係ないけど、アーセナルってイングランド人プレーヤーがほとんどいないじゃない。ウォルコットくらいでしょ(先発では出ないし)。地元のファンはどう思って観てるんだろうと不思議な感じがする。確かにベンゲル監督ってフランス人だけどドイツ語が母語の人で(アルザス出身)、そもそもが世界人的発想をする(出来る)人なのかもしれないし、彼の「理想のサッカー」は国境を超えたものであるべきなのかもしれない。まるでショペンハウアーの思想のように(彼は自分の国とか民族とかを誇る人間を軽蔑してたからね)。とまあそんな事を思ったりしたのでした。

 

ちなみに写真はアーセナルの戦い方がコンピュータにプログラミングされているようで気持ち悪いという杉山氏が書いたコラムhttp://number.goo.ne.jp/soccer/world/column_cl/20071108-1-1.htmlからの無断転用です。すいません。私は素直に理想のサッカーだと思うんだけどね。たとえば今シーズンのレアルやバルサなんかよりは「同時多発的にすべての選手が優れたプレーをする」という面で遙かにサッカーの醍醐味を感じさせてくれるんだけど。