ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

「タロットカード殺人事件」を観る

 タロットカード殺人事件

実に久々の書き込み。9月以来鬱がきつくて半死人状態だったんだけど、なぜか今日は朝から調子が良い。7:30に自然に目覚めるなんてここ2ヶ月半くらいなかったこと!(思わず今日発売の「のだめカンタービレ」の新刊をコンビニに買いに行ってしまったくらい)

ということで、待望のウディ・アレンの新作(あくまでも日本で、ということだけど)「タロットカード殺人事件(原題SCOOP)」を有楽町に観に行く。10/27に公開されたんだけど、鬱がひどくてなかなか観に行けなかったんだよな。まあ公開中に鬱が軽くなってホント良かった。

で、とりあえず感想なんだけど、まあまあ、って感じかな。そこそこ笑わせてくれるし、スカーレット・ヨハンソンが前作「マッチ・ポイント」の「魔性の女」とうって変わったコミカルな演技も見せてくれて楽しめたし、アレンの役どころも妥当な線だし。

基本的には「マンハッタン殺人ミステリー」と同じく「コミカルな(殺人事件なんだからコミカルってのはおかしいか。コミカルに見せている、っていうのが正確なところ?)ミステリー」路線で、肩の力を抜いて楽しめる映画。

まあ、大傑作というわけじゃないけど楽しい時のアレンらしい佳作ってな感じかな。(自虐的とも言える)エンディングが特に笑えます。