いや~久々に本作「カイロの紫のバラ」(原題 The Purple Rose of Cairo)をDVDで観たんだけど、すばらしい名作だね。「絶版復活」をしてくれた「20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社」に感謝。アレンの他の映画を観ていなければ、ベストの映画の一本とまで言えると思う。素晴らしく、笑えて、泣けて、感動させられる。
貧しいけど映画好きの女性に恋をして、映画から登場人物が抜け出てあれこれハプニングが起こる、というアイディアも素晴らしいし、アステア&ロジャーズのダンスシーンにミアがみとれる、悲しいけど映画に対する愛が満ちあふれているエンディングも感動的(ミア・ファーローの演技がホント、すごくいい)。
ということで、長らく決まらなかった私の中のウディ・アレン映画ベスト5は、
1.アニー・ホール
2.マンハッタン
3.ハンナとその姉妹
4.スターダスト・メモリーズ (ここまでは確定済み)
5.カイロの紫のバラ
で決定としましょう。5位だけ、ウディ・アレン本人の出演がないんだけどね。
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今年のウディ・アレンの映画の続々DVD化で、最終的に良い画質で見れないのは「地球は女で回っている」の一本だけとなった。早くWOWOWで放送してくれるか、セルで出るかして欲しいですね。