ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

ウディ・アレンの旧作が続々DVD化!(3)-「ブロードウェイのダニー・ローズ」を観る

ブロードウェイのダニーローズ

ということで、引き続きDVD化が期待されていた、私の中でのウディ・アレン映画ベスト5の5位候補「ブロードウェイのダニー・ローズを観る。といっても、なんといってもスゴク好きな映画だったのでセルビデオを買って持っていたんで、それもβの!ということでこれも「久々に観る」って感じじゃない。

アレンの映画の中でも唯一と言っていいほどの「人情話」。笑わせてくれるけど、エンディングは心温まる。「受け入れ、許し、愛す」っていう伏線のフレーズがズバリ決まって、ほろっとさせてくれる。

アレン自身の役柄はめずらしく「気弱なインテリ」じゃなくて売れない芸人を必死になって売り込む、ちょっと情けないマネージャー役。で、ミア・ファーローはマフィアとつながりがある気が強いインテリアデザイナーの役。それまでのミアのイメージと全然違う役どころを見事に演じきって、彼女の女優としての引出の多さを見せてくれる(初めて映画館で観た時、いつになったらミアが出てくるんだろうって思っていたくらい)。

で、この映画を観るたんびに、ニューヨークに行ったらカーネギー・デリカッセン」ダニー・ローズ・サンドイッチ」を頼むんだ、と思うんだけど、今でもあるのかな?私の海外経験は、サッカーを観に韓国とドイツにW杯を観に行っただけだし、NYに行くつもりはあんまりないんだけどね。行くんだったら、この「カーネギー・デリカッセン」と、アレンが演奏しているっていうクラブに行ってみたいとは思うんだけど。