週末のクラシコで、バルサはレアル・マドリーに2-0で勝利。その前にも、セビージャに3-0、バレンシアに4-0と強豪相手に圧勝していて、現時点でリーガ・エスパニョーラで最強であることは間違いない。
2008-10-02に書いた「バルサの黄昏は続く 」というブログは、結果的に間違っていました。グラウディオラおよびチーム関係者の方すいません(私のブログを読んでいるわきゃないが)。
その時の私の分析は、4-3-3のシステムはロナウジーニョみたいな卓越した選手がいない限り無理、システムを柔軟に変更すべし、という趣旨のもの。
アンリも生きていないし、ケイタもはまっていないというのは今でも当たっていると思う。バレンシア戦でアンリはハットトリックだったけど、あれはセンターにエトーがいなくて、左ウイングだけじゃない、センターが不在の時に生きるアンリの特性が活きたんであって、未だにバルサはアンリのパワーを100%引き出しているわけじゃない。ケイタも1.5軍的扱いだし。あのかなり攻撃的な守備的MF(アンカーの前の二人のMF)はグジョンセンの方が向いている。
ということで、言い訳をするようだけど、私の分析がすべて外れていた訳ではないのだ。「ロナウジーニョみたいな卓越した選手」としてメッシがここまでやるとは思わなかった、ってことかな。左右の違いはあるけど、ドリブル、パス、シュートとすべてにおいてメッシが全盛期のロニーに匹敵するような凄い選手になっていることは間違いがない。
ということで愛するバルサにとって重要なのはメッシがケガをしないこと。