ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

森アーツセンターギャラリーで『キース・ヘリング展』を観る

今回のキービジュアルの一つ『Icons』(1990)。出品リストには『イコンズ』とあるけど、英語なんだから『アイコンズ』じゃね?

 

 先日、2月6日(火)、六本木ヒルズ森タワー53階の森アーツセンターギャラリーへ『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』を観に行った。

 さて、東京の美術展で、人気のある作家の個人展覧会は非常に混むので、なるべく天気の悪い日に行った方が良い、というのは以前書いたが、このキース・ヘリング展、まさに混む条件がそろっている。

 なので、その空くチャンスを狙ってたが、東京での展覧会は2月25日まで

 私は10日間天気予報をずっとチェックしている人間なんだけど(自転車で遠乗りしたり、オートバイに乗るのも趣味なんだけど、そういうのは晴れている日に行きたいので常にチェックしている)、2月1日(木)の時点で、急に火曜日も天気が悪くなる予報が出た。

 (9日前からずっと天気が悪い予報だった)月曜は別件が入っていたが、火曜は幸いにも空いている。

 なので急遽、チケットをネットで購入。日時指定なので2月6日の14時台入館回で予約した(結果的には当日券でも楽々入れたようだけど)

 ついでに森タワーで1F上の54階にある森美術館で開催されている『私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』という展覧会が割り引かれ1,000円(ほぼ半額)で観られるので、こちらも15時台入館回で予約(こちらについては別述予定)

 なんだけど、予約してからの4日間で、天気予報はまあコロコロ変わった。

 東京の雪の予報は、上空の空気が1℃違うだけで雪/みぞれ/雨の間で変わるので非常に難しいと聴いたことがあるけど、火曜も雪が降って、交通機関が全面的に止まる可能性もなきにしもあらず。ちょっとした賭けになってしまった。

 で、2月6日。

 前日で雪は止み、午前中から雨交じりの天気。13時前に家を出た時はまだ雨が降っていたが、14時過ぎに六本木に着いた頃にはほぼ雨も上がっていた。

 ということで賭に勝ち、ガラガラの本展が観られることになったのでした

 素晴らしい!(ここまで展覧会の内容とまったく関係が無い話だけど)

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 さて、ガラガラではあったけど、まあ客層は若い。私と同年代以上の人もいたけど、クダけた感じの人がほとんどで、たとえば印象派の美術展とかではあまり見ない客層だった。六本木という街だからか、異国人も多かったし。

 で、実際の展覧会について。

 観ていて楽しかった!というのが素直な感想。

 絵をじっくり鑑賞する、とか、すごく感動したりするというよりは、パッと見て楽しくなる感じ。観たことあるものが次々出てくるので実に楽しい感じ。

 正直、どれもこれもそんなに違わない、っちゃー違わないけど、そういう既視感、みたいなのが楽しくなる。

 観た後も楽しさが続いて、妙にテンションが上がって、さらに言えばグッズ展開が組み込まれ済みのポップアートなので、めずらしくグッズをたくさん買ってしまった

 トートバッグ(¥4,620)とか調子に乗って買ったのは良いけど(カッコ良い!)、普段使いのトートバッグにしては高いし、めちゃ派手なのでどういう感じで使うのか、家に帰ってから我に返り、少し困惑してる。

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<追記>20240218

 購入したトートバッグ、使ってみた!ポップアートなだけあって、スーパーのサッカー台に置いても違和感ない。縫製も良いのでたくさんモノも入るが、ちょっと酢酸っぽい匂いがまだキツいのが難点(そのうち薄れるんだろうけど)。

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 もとい。

 前述のように東京は2月25日までですが(あと2週間強)、かなりお勧めです。ただし館員の人に聴いたら普通の日はかなり混んでいるそうなのですが。

 ちなみにこの後、神戸・福岡・名古屋・静岡・水戸と巡回するようです。詳しくは、

OUTLINE 開催概要|キース・ヘリング展 アートをストリートへ KEITH HARING Art to the Streets 参照。