ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

「亡きPrimaのための4つの歌」(2018)から 第1曲「くるおしく、激しく、乱れ」

今回から過去作品の自己解説を少しずつ書いて行きます。せっかく一覧も作ったので。また、当時の自分のDTM話も併せて書いて行きます。

 

今回紹介するのはこの曲。 


「亡きPrimaのための4つの歌」(2018)から 第1曲「くるおしく、激しく、乱れ」


2018年にYouTubeに4曲まとめてアップしましたが、この曲(第1曲)は、2016年の6月から8月にかけて作っています。

 

当初から、4~5曲程度の歌曲集を作るつもりでスタートしました。

作曲上では、分数和音対位法っぽい書法を組み合わせたものを作ってみたいという(自分にとっては)新たな目標があり、4曲通じてそれに挑戦しています。

DTM上では、VOCALOIDを初めて使っています。だいたい歌詞の付いた曲を作ったことがそれまでほとんどなかったので使う機会が無かったのですが。

で、その歌詞なのですが、曲で使っている分数和音の響きがスクリャービンっぽいので、歌詞テーマは「スクリャービンといえばエクスタシー」→「つまりエロっぽい世界」と勝手に連想、演歌っぽい世界?を、非常にPOPで西洋的な和音に乗せて歌わせることにしました。

これは山下達郎さんコンポジション(2013年のシングル・カップリング曲、アルバム未収録)という曲の「エロいことを音楽用語で暗喩しながら歌う」ことにも影響受けてます。

そして何より、この曲を作っていた2016年と言えばベッキーの不倫問題。イエロージャーナリストたちのバカ騒ぎに「そんなの当人たちだけの問題だろ!」と私個人はムカついていたので、その気分が書かせている部分もあります。

まあ、それに関しては今もそうですが(負けるな東出昌大唐田えりか!俳優としての価値には関係ないぞ!とまあ、そういう感じの曲を今、作ってます。近日公開予定)。

それは置いといて。

 

使用しているVocaloidの歌手ライブラリ(音声データベース)は「Prima」。

英語用の音声データベースなので、外人がたどたどしく日本語を歌っているような感じになっています。

OSはWindows7DAWSonarX2VOCALOID2.0(英語版)。

ホストマシンとDAWは64bitで、VOCALOIDは32bit。そのままではVST Plug-inで組み込めませんが、「ReWire 64-32 Bridge」というフリーソフトSonarと同期できました。

この組み合わせは、2016年6月からWindows10にシステム移行する2019年7月まで問題なく稼働していた、私のメインツールの一つでした。フリーソフト作者の「ありぱぱ」さん@ALiPaPa333には本当に感謝。

しかし、この便利で創作意欲が沸く素晴らしい組み合わせ?が後に(2019年に)悪夢を呼ぶとは・・・

ちなみに歌曲集のタイトルが「亡きPrimaのための」なのは、YouTubeにまとめてアップした2018年時点で(たぶん)「Prima」は発売されていなかった(64bitに対応していなかったためか?今はクリプトン=sonicwireで再び販売するようになった・・・一応、今後のDTM話の伏線)ので、まあ「亡き」ものになってしまったんだろうということと、第4曲「まばゆい夢を見る」の歌詞内容から来ています。

 

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