ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

君の髪があやしく絡まりうねる (2018/2019/2020)


「君の髪があやしく絡まりうねる」(2018/2019/2020)【オリジナル】

 

2018年の夏、ロシアW杯を観に行って来た後に作り始めて、その後いろいろ挫折を味わった曲です。

自分の中のテーマとして、まず「自分で歌える曲を作ってみたい」ということで曲を作り始めました。当初はもう少しポップス寄りで、ドラム・ベースも入っていたのですが、曲調がクラッシク風になったので、思い切ってオーケストラ風の編曲に変え、曲は2019年春までにほぼ完成していました。

しかし。

自分で作った曲なのに、難しすぎて歌えない!和音が複雑だったり、調が一時的に変わったりが激しく、ともかく音が取れない。結果、いくら練習しても歌えなかった!

 

ちょうどその時期(2019年夏)に、Windows10マシン導入に合わせたDTMシステム更新を行いましたが、歌詞的に男声で歌って欲しかったため、女声オペラ歌手音源のPrimaと対になるTonioというVocaloid2.0ベースの男声オペラ歌手?の音源を購入、クリプトンが開発したPiaporo StadioというVST Plug-inでCakewalk by BandLabに乗せて歌わせたのですが(ここら辺のメンドクサさについては、別述予定)、Tonioはテナーでバリトンじゃなかった!音域を低くするとテキメンに不自然な声質になってしまう。

ということで、再び自分で歌ってみることにしたのだけど・・・

 

やっぱり難しい。なんども練習し、何度トライしてもダメ。

まあ、この過程で「上を向いて歩こう」のカバーとかが出来たんですが、それはさておき。

上手く歌えなかったので、後からお直ししようと、Melodyneという音声レタッチソフトを導入し、修正しようとしましたが、多用している半音階のメロディがポルタメント的に判断されて、それをいちいち分割して直すのは余りに修正箇所が多すぎて、結局は白旗を揚げることに。

 

ということで、再びVocaloidの登場。まずは巡音ルカに歌ってもらったのですが、これも声質と曲調が合わない。で、最終的に(というか結局)、keyをCに上げてPrimaに歌ってもらいました。抽象的な歌詞なので、ベルガント唱法というかクラシカルな歌い方の方が結果として違和感が少なかったです。


歌詞は、自分で歌うつもりだったので男性の一人称、他の作品と違い自分のホンネ?が出ています。なのでやっぱりオリジナルのkey(A)で上手いバリトンの人に歌って欲しかった(もしくはバリトンの音源が欲しかった)・・・まあどうしようもないのですが。

今後、自分で歌える曲を作るならノン・ダイアトニック・コードとか分数和音とか、一時的転調とかは控えめにしないと無理ということが分かっただけでも良しとするしかないですね。


DAWCakewalk by BandLab、オーケストラ音色はGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA5に、今回もフリーのオーケストラ音色Versilian Studios Chamber Orchestra(VSCO) 2 Community Editionを足してます。ボーカル音量の調整に上記Melodyneも使っています。

 

#DTM #Cakewalk by BandLab #PRIMA #Vocaloid #Piaporo Stadio

#GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA

#Versilian Studios Chamber Orchestra #VSCO #Melodyne 5

#クラシカル・クロスオーバー #Classical Crossover

#自作 #オリジナル #歌曲

=================================

f:id:second-cousin-s-project:20200908130204j:plain