ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

028 バーバー 管弦楽作品集 第4集 ピアノ協奏曲 他

バーバー 第4集

さてバーバーのNAXOS「管弦楽作品集 第4集」はピアノ協奏曲がメイン。バイオリン協奏曲は良かったから期待したんだけど・・・
【ピアノ協奏曲】
NAXOSの日本語煽り文句によれば「最高に格好いい」らしいけど、メロディがイカさないんだよね。第1楽章と第3楽章はちょっと現代音楽寄りっていうか、ちょっと格好良いけど盛り上がらない。悪くはないんだけど。第2楽章は現代風に抑制されているけど叙情的で、ちょっと聴かせる。しかしこの楽章を聴くためだけにCDをセットするほどの魅力はない。
【クリスマスに Op.37】
途中で「清しこの夜」「諸人こぞりて」なんかのメロディが出てくるけど、この音楽の目的わからないし、感動もしない。
【メディアの瞑想と復讐の踊り Op.29A】
8.559088のバレエ組曲を元にしているようだけどつまらんもんはつまらん。
【コマンド行進曲】
まあ、行進曲だよね。ウォルトンとか(有名どころで行くとスーザとか)ほど格好良くないけどまあまあ。
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ということで第4集は「暁期ロマン派好き」の私としてはあまりお勧めできないけど、ピアノ協奏曲は好きになる人がいてもいいかもしれないし、少なくとも退屈はしない。
で、次回、第5集に注目。