ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

<番外編> 実は「のだめカンタービレ」にはまっています

のだめ

前から書こうと思っていたんだけど、鬱がきつくなったり、バーバー・シリーズがなかなか完了しなかったんでやっと今日書くことにします。

そうです、私は「のだめカンタービレ」(以下「のだめ」)に完全にはまっています。最初のとっかかりは2007年の春くらい。本屋さんで全巻平積みになっていたマンガの本を観て、「そういえば去年、テレビでやってたというクラッシックを題材にしたマンガだよね」という程度の認識で、まあ、最初の4巻くらい、ためしに読んでみよう、と気楽に買ったのでした。私には妹がいるので、いわゆる「少女コミック」にアレルギーがなかったせいもあるでしょう。

で、読んでみた感想は「こいつは面白い!」という強い共感じゃなくて、「まあ、ほどほどに面白い」という感じ。そのほどほど感が良かった。鬱の調子がよろしくない時には、刺激的なギャクとか、ドラマティックな展開の物語は疲れてしまって読めないのですよ。なので、当時出ていた全巻を買いそろえたのでした。眠れない夜(私は非常に寝付きが悪い)に、そのゆる~いコメディを何度も何度も読み返したのでした(大げさでなく50回は読み返している)。

クラッシック好き、といっても私は室内楽とかソロのピアノとかはほとんど聴かないので結構知らない曲もあったりして刺激を受けたりしたし。

それでテレビシリーズの方はどうなのかな、と思ってAmazonのレビューを観てみるとかなりみなさん絶賛されているのでした。「なりきりのだめ(上野樹里)」「なりきり千秋(玉木宏)」とかいう表現を見ると、これは観ずにはいられない、と思って、いきなりDVDボックスを購入してしまったんですな(2007/6/2に注文。いわゆる大人買い)。

これも面白かった。原作は2年かかっているところを3ヶ月にするために設定も若干違うし、曲数も少なくなっているけど、たしかに各俳優人は「なりきって」いる。最高に笑えたのはシュトレーゼマンが竹中直人っていうところ。どこからどう見てもドイツ人じゃないだろ!でもあのオーバーな演技が実に作品のトーンをよりコミカルなものにしている。う~ん、作品としてはマンガの方が穏やかでいいと思うけど、笑いの量はテレビシリーズの方だったな。

今年の年始にやった「のだめカンタービレinヨーロッパ」も楽しめました。ユンロンが出てこないのが非常に残念だったけど。しかし!千秋君のヨーロッパデビュー曲は原作通りシベリウスの2番にして欲しかったな。

で、主演の上野樹里ちゃんがとっても気になって出演作品を結構観ました。ということで次回はその「スウィングガールズ」を中心に書きましょう。