ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

「グーグーだって猫である」を観に行く

グーグーだって猫である  

今日は映画グーグーだって猫であるを観に行く。

主演は小泉今日子だけど、結構重要な脇で私の現在のアイドルであるところの上野樹里が出ている。映画館で観るかDVDになってからレンタルで観るか結構迷ったんだけど、池袋でのロードショウが今日で最終日だったので思いきって1800円払ったわけだ。

結論から言うとそんなに悪くない映画だったが、絶賛とまでは言えない、という感じですな。

ジョゼと虎と魚たち」でも思ったんだけど、監督の犬童一心は「映像作家」的過ぎてストーリーテリング性が希薄過ぎるし、テンポが私の好みじゃなくて「もたれる」というか、ハッキリ言って「遅い」。静謐感は出るんだけど、映画館で座り続けていると尻の痛さを何回も感じてしまうほど、映画の世界にに引きずり込まれないんだよね。

まあ、好みの問題でもあるので、「そんなに悪くない」というわけです。KYON2の演技も渋くて中々魅せたし、樹里ちゃんの演技も良かったし。1800円の価値は無いような気がするけど、レンタルDVD380円くらいの価値はあります。

ということで原作の大島弓子のマンガを買って帰ってきたわけです。

あと、この映画、吉祥寺が舞台なんで、久々に行ってみたくなりましたね。何と言っても吉祥寺は私の高校時代の遊び場で「青春の」街だから。