ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

005 ジョンゲン オルガンとオーケストラのための協奏的交響曲 他

Jongen Symphonie Concertante

TELARC CD-80096

ジョンゲン オルガンとオーケストラのための協奏的交響曲

 

せっかくの休みで、夏なんだから海行きたい・・・と思っていたけど天気は曇り。ということで今日は暇がちょっとできたので、昔からのお気に入りを紹介。ベルギーの作曲家ジョンゲン(Josepph Jongen 1873-1953  ベルギーの中でもフランス語圏出身なのでヨンゲン、というのは間違っているそうで、いくつものサイトにそう書いてあった)の数少ない?オーケストラ作品。

さわやかで華やかな1楽章に始まり、地味だけどオルガンのテクニックが満喫できる第2楽章、神秘的な第3楽章。そして特に第4楽章の盛り上がりはすごいっす。この楽章ばっかり聴くこともあります。落ち込んだときなど実にアドレナリンを出してくれるすばらしい曲です。

日本もオルガンのあるコンサートホール多いんだからもっと演奏すればいいのに、と思うね。

 

さてジョンゲンといえばもう1曲。このブログのテーマが「オーケストラ作品」で、なおかつあまり室内楽聴かないのですが、それも紹介したくなる名曲が「5声のコンセール」。私も、このブログを書く契機になった「無名名曲鑑賞会」で知って入手したのですが、本当に良い曲。

ハープ・バイオリン・ビオラ・フルート・チェロの5重奏曲ですね。DOM 2910 74という盤で持ってますが、これがほんとに癒し系の名曲。入手しにくいと思いますが、「近代」の音楽が好きな人は絶対に買うべき。「協奏的交響曲」は好き嫌いがあると思いますが、この1枚に関しては、「生きている喜び」を確実に与えてくれると思います。他にもフルートやハープを含んだ楽曲が収録されていて、最後に入っているハープのソロ曲も佳曲。

NAXOSではフルートのフィーチャリングされた曲を集めた作品集8.557111が出ています。しっかり「ヨンゲン」と書かれていますが。これも悪くないですよ。