ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

035 アッテルベリ 他 ホルン協奏曲

アッテルベリ 他 ホルン協奏曲

久々の更新。鬱の気配もなく元気に過ごしているのに、中々、会社に復帰出来ず、非常に暇にしている今日この頃。お盆には西東京の実家に帰ってました。

さて、本日はこのブログのメインテーマ、「無名名曲」のご紹介。とは言っても、またアッテルベリなんですけどね。

19世紀末から20世紀にかけてのホルンと(主に)弦楽合奏のための協奏曲を集めた1枚。私はアッテルベリの曲が入ってるので購入したんだけど、意外と拾いモノの1枚。
演奏は、ホルンS.Hermansson E.Tjivzjel指揮 Umea交響楽団という、全く知らない人たちの演奏。まあ、BISレーベル自体が超マイナーだからしょうがあるまい。
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■ジェイコブ ホルンと弦楽オーケストラのための協奏曲ウィキペディアによれば、ゴードン・ジェイコブ(Gordon Percival Septimus Jacob, 1895年7月5日 - 1984年6月8日)は、イギリスの作曲家。吹奏楽曲の作曲や教育的な著書で知られる。ロマン派や現代音楽を好まず、古典派的な音楽を好んだようだ。という割にこの作品は大編成のオケじゃないけど、楽想的には結構ロマン派的、というかブラームスっぽい。メロディも悪くないし、佳曲だと思う。

ラーション ホルンと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.45ラーションはこのブログで2006年3月28日に交響曲第1&2番を紹介したスゥエーデンの作曲家。3楽章あわせても13分弱の短い曲。悪い曲じゃないけど、この曲を聴くためにCDをセットするほど魅力はないでしょう。

■セイバー ホルンと弦楽オーケストラのための夜想曲/ウィキによれば、マーチャーシュ・セイバー(Seiber Mátyás、マチアス・セイバー、1905年5月4日 - 1960年9月24日)は、ハンガリーの作曲家。1935年以降はイギリスに定住した、とある。これもこの曲を聴くためにCDをセットすることはない曲。

■レーガー ホルンと弦楽オーケストラのための小スケルツオ/2分半の曲。楽器編成的に同じだから収録したに過ぎないんじゃない?

■アッテルベリ ホルンとオーケストラのための協奏曲 Op.28/オケは弦楽合奏+ピアノ+打楽器だからこのアルバムのコンセプトから大きく外れない。でも打楽器が入るだけで他の曲と雰囲気が違う。緊張感溢れる出だしからアッテルベリ節炸裂!アッテルベリファンは必聴の曲。そして何と言っても聴き所の第2楽章。アッテルベリの曲の中でも一番美しいんじゃないかと思われるアダージョの楽章です。短いけどドラマティックな終楽章と、この曲だけでこのアルバムは購入する価値ありますな。