ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

006 ウォルトン 交響曲第1番&パルティータ

Wolton Sym1

NAXOS 8.553180

ウォルトン 交響曲第1番 パルティー

ウォルトン(1902-1983)の交響曲第1番。何回聴いても血湧き肉躍る第1楽章と最終楽章。実はこればっかり聴いていて、スケルツオ風の第2楽章も緩楽章の第3楽章はめったに聴かない。これを書くに当たって聞き直したんだけど、結局最初と最後、特に最終楽章の盛り上がりは「よくぞここまで何のテライもなく書いてくれた!」と快哉を叫びたくなるような素晴らしい出来。

前にヴァイオリン協奏曲にもついて書いたし、映画音楽から派生した「スピリットファイア前奏曲とフーガ」とか、これからもウォルトンについては何回も書く機会があると思いますがまずはこの1枚はすごくお勧めします。

NAXOSのこの盤は、ちょっとダイナミックレンジが悪いような気がしますが、amazonで見たらたったの582円弱でこれだけ高揚できる曲は少ないです。ちなみに2番はあまり好きではないんですけどね(1番みたいな力業の曲じゃないから)。

あと、3部からなるパルティータはユーモラスな音楽ですが、まあウォルトンと言えども傑作ばかり書いていた訳じゃないということで、軽く聞き流す感じで。