ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

大変遅ればせながらW杯最終予選 日本-イラン戦について 主にテレ朝に対する不満

「絶対に負けられない試合がそこにはある」というテレビ朝日のキャッチフレーズ、これまでも不愉快に思ってきた人、たぶんいっぱいいたと思うし、それについて書かれたページもたくさんあると思う。
まあ私はブログを始めたばっかりなのでこれについて書いちゃうんだけど、こんなに選手に大して僭越(せんえつ)というか敬意が感じられないなキャッチフレーズはないよね。「絶対に負けて欲しくない」とは言えるけど、負けられない、なんて選手によく言えるよな。テレビ朝日が戦うんじゃないんだ!無責任すぎる。選手に不要なプレッシャーかけてどうすんだ!!!!たかが民間放送=1企業が言えるせりふじゃない。テレビ朝日が潰えても、私にとってはどうでもいいけど、日本代表が潰えたら何千万人という人間が悲しむ。だいたいこのセリフは選手と監督しか言えない言葉。まずこれが不快。


というわけでNHKで観ようと思ったけど、画面がワイドじゃないからしょうがなくテレ朝ので観戦。しかし本当に大げさで不愉快なMCだ。「負けられない」のは放映権をとったテレ朝だけだろ!とつっこみたくなる。  

と、まあムカムカしながら観始める。

 

しかしテレ朝の中継のひどさはたいしたもんだ。いい中継のMCって、今誰がボールを持っているか、というのが必要なんだけど、そういうのほとんどない。テレビ観てりゃわかることじゃなくて、現場にいなきゃ解らないことを喋れよ。松木も喋り過ぎでやかましい!角田も絶叫しすぎのくせに選手名間違えすぎ。
 プロ野球の中継とはちがうんだ!取材で聞いた話なんてよっぽど面白い話じゃない限りしゃべんなくていいんだよ。

 香取慎吾がでてきてサポーター代表なんてちゃんちゃらおかしいし(香取慎吾君が悪いんじゃなくて)、ああしたチャラついた演出、いい加減にして欲しい。だいたい演出なんていらない、演出やらつまらんおしゃべるが入るから、緊張感が伝わらないんだ!

 

こんなことならNHKのBSで録画しておけば良かった。

しかしハーフタイムでやっていた、ソニー生命松木が出てくるCFってちょっと泣かせるよね。「走れ走れ」って応援しまくっている親父が死んじゃったのか病気かで大切な試合に観客席にいない。でも生命保険で息子は無事に試合に出れる経済的バックアップがあるっていうヤツ。松木ってあんなに大きな子供がいるとはおもえないけど、ディド・ハーフナーの息子がマリノスユースにいるくらいだから、いてもおかしくないか。まあ、CFの息子は間違いなく役者だと思うけどね。

で8月17日の日本-イラン戦について。メンバーは元(東アジア選手権北朝鮮戦)とほぼ同じに戻している。東アジア選手権の全員交代はなんだったんだ?まあ、ジーコの采配に関してはあれこれ考えるのをやめたんで<参照:ジーコの采配を解釈しようと努めるのはあきらめました>それについて書くのはやめて、ゲームのおおざっぱな印象。

なんか華がないんだよな、海外組のいない日本って。というか中村俊輔とかドラゴン久保のいない日本って。何をやってくるか味方さえも解らない?くらいビックリさせてくれるようなゲームが観たい。
まあイランもマハダビキア(っていうんだっけ)とかの欧州組出てないから、イランも華がない。

後半、あきらかに小笠原が疲れているけど彼の代わりがいない。(海外組がいるなら彼がバックアッパーとしているのって大きなメリットな訳だ)

まあ結果は出たけど、ほとんど収穫のない一戦だった。というか、自分が日本人であることを抜きにすると、「凡戦」といえる。まあ、中田、中村、小野、稲本、(海外組じゃないけど)久保なんかが入ればもっと高いレベルの試合が出来ると思うけど。今のジーコのやり方だと。