ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

040 マデトヤ 交響曲第1番

結構久しぶりの更新なので、まずは友人関連に現状報告を。

鬱病が治ってきて、今はリハビリ出勤というのをしています。今週は9:30~15:30、来週からは9:30~17:30、自分の属している会社じゃなくてそういうのを専門にしている会社(あるんだね~)に出勤。会社の休職規定での最長期間であるところの3年半休みギリギリで、3/11までこのリハビリ出勤が上手く行かなかったらクビ!というスリリングな日々を送っております。

ということで、ともかく早く寝ている。PM11:00には寝ちゃう。小学生以来だよこんな早くに寝るのは。

という生活を送っております。
無名名曲アルバム-マデトヤ 交響曲第1番

さて本題。レーヴィ・マデトヤというフィンランドの作曲家の交響曲第1番などを今回は取り上げます。生没は1887-1947でシベリウスに作曲を習ったということくらいしか分からない(From Wikipedia)。

で、交響曲全3曲と何曲かの管弦楽曲が2枚組で収められているのがこのCD。

CHAN 7097

ペトリ・サカリ(発音これでいいのかな)指揮、アイスランド交響楽団が演奏したもの。

正直、買った記憶がない。昔、池袋のヴァージンメガストアが元気だった頃「シベリウスの再来」とかいうPOPでも見て買ったのかも。
さて肝心の曲なんだけど、交響曲第1番はなかなかによろしい。もろシベリウスっぽかったりして笑っちゃう面もあるんだけど、でも良いんだよ。
交響曲第1番Op.29は3楽章形式で出来ていて、第1楽章の出だしがなんかちょっと変なんだけど、1’30”くらいからの第2主題(第3主題かもしれない)がすごく気持ちいい。第2楽章がちょっとダレるけど、第3楽章は第1楽章の主題が変形されて戻ってきたりして23分強の曲なんだけど、実に好感度高い。文句なしにお勧め。
交響曲第2番Op.35は43分半ほどの曲で、楽想の割に長すぎるってのが正直な感想。第1番が簡潔に出来てるから余計にそう思えるんだろうけどね。ここは得意のフレーズ「悪くはないんだけどすごく良くもない」ってところかな。
交響曲第3番Op.55:4楽章32分くらいの曲。作品番号が後って事は作曲も後ということだよね。ところが退化しているというか、ちゃっちくなっているのはなぜ?交響曲第1番に比べて叙情性も内省的な感じも薄くなっている。メロディも耳に残らないし。どっちかというと諧謔性の高い音楽なのかな?ともかくがっかりな一曲。
【他の収録曲】喜劇的序曲、組曲「オコン フオコ」、組曲「オストロボスニアの人」どれも聴きたくなるような曲じゃない。
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さて、2枚組で推薦出来るのは23分強の交響曲第1番だけ。2枚目のCDなんて、今後私は聴くことはないでしょう。が、なぜ推薦するのかと言えば、いまならAmazonで\1,244で買えるから。なにやら私の持っている盤とジャケットが違うだけで指揮者等は同じなんで間違えないでしょ。ともかく安い。第2番もちょっとは聴かせるから、2枚組の1枚だけしか価値がなくても、まあ¥1,244なんだから。