ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

010 ハンソン 交響曲第4番

Hanson sym 4

ハンソン 第4番「レクイエム」、他

ジェラード・シュバルツ指揮 シアトル交響楽団


しばらくはボックスセットで買ったハンソン(1896-1981)についてになりそう。3枚目に当たるこのCD(DELOS-DE3105)に収録の交響曲は4番だけ。あとはオーケストラ作品がいろいろ入っている。

 

本題の交響曲第4番「レクイエム」は結構良い曲。レクイエムといっっても、伝統的な形式じゃなくて、特にコーラスも入らない。あまり宗教的?ではない(作曲家にとって宗教的なのかもしれないけど)。

ともかく交響曲1~3番の派手で力強い路線?とちょっと違う。

正直言って1~3楽章は退屈っちゃ退屈。だけど第4楽章がすばらしく、1楽章とかが回想されるので1楽章から続けて聴いた方が感動的かも。

ともかく第4楽章は良い。心癒される、まさにヒーリング系の音楽。ここだけリピートで何度もの聴きなおしてしまっている。コーダーの出来だけはちょっと疑問があるけど、でもこの楽章を聴くだけでも、このCDは購入の価値がある!

 

他の収録はオペラからの組曲「メリーマウント」(NAXOS盤では1番とカップリング)も悪くないし、「フルート、ハープと弦楽のためのセレナーデ」という曲も佳曲。