ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

015 フィンジ チェロ協奏曲、エクローグ 他

フィンジ チェロ協奏曲 他

フィンジ チェロ協奏曲 エクローグ 他

フィンジ(1901-1956) チェロ協奏曲/ピアノと弦楽のためのエクローグ/大幻想曲とトッカータ

ティム・ヒュー(チェロ) ピーター・ドノホー(ピアノ) ハワード・グリフィス指揮/ノーザン・シンフォニア

本題の「無名名曲」やっと更新できました。ダイエットの方は自分の体験を書くだけなのでドンドン書けるのですが、本題の方は他人の書いた曲について書くので(当たり前か)、キチッと曲を聴き直したりすることが必要で、なかなか書くの難しい。 
で、本題。フィンジという人についてはよく知りません。私の知識はイギリスの作曲家であることくらい。55才で亡くなっているというのはこの時代の人にしては短命だったといえましょう。Naxosからは4枚ほど出ています。さてメイン収録の「チェロ協奏曲」は第1楽章が今ひとつで、だから余り聴かれることがなかったのでしょう。第2,3楽章はすばらしいです。基本的に都会的でないというか素朴というべきか牧歌的というか、ゴージャスとはほど遠い曲ですが、2,3楽章は心癒される名曲だと思います。第1楽章なんとかならんかったのか!と突っ込みたくなるほど。そして「ピアノと弦楽のためのエクローグ(牧歌の意味)」。これは本当に素晴らしい曲。私はこの曲ばかり聴いていた時期があったくらい。透明で、繊細で、自分の心の中に静かに響いて行く。「癒される」というのはこういう曲を言うのでしょう。この11分のためだけでも購入の価値があると思います。何度も書くようですが、Naxosが出しているので1000円くらいですよ!安すぎる!「大幻想曲とトッカータ」はほどんどピアノのソロ曲で(後半にオケが加わる)、私の守備範囲ではないのでパス。