え～と、世の中的には宇野功芳さん（合唱指揮者兼音楽評論家？）みたいに、「ブルックナー命」みたいな方がいるし、たぶん私の求めるモノと違うのは良くわかるんだけど、本当に、ブルックナーっていいの？という疑問が沸いてきてしまう。
というのも、（ジョギングのためのＢＧＭを作るために）ブルックナーの3番から8番までの最終楽章をを何度も聴き直しているんだけど、ブルックナーって「盛り上がりそうになるけどそこでなえちゃって、何度も小声の反省（過去に使った別の要素を持ってくる）をする。それと大声の自己主張を、交互に持ってくる」つう感じがしてならないのですよ。
まあ、自分の当座の目的と違うからといって否定するわけではないですが、盛り上がりがジョギングのためのＢＧＭ（それについては「ダイエット日記」にいずれ書くでしょうが）にとっても合いそうで合わないっていうことだけ言いたいのです。そういう目的で聴くと、一本調子で盛り上がって行かない、イキそうでイカない。発射できない。で、さいごの２分くらいで、溜まりに溜まったモノを繰り返す。
ブルックナーって１曲聴けば後は同じようなモノ、という説もありますが、今回の私の聴き方の方がおかしい。でも聴き用によって、駄作のように聞こえるブルックナーの不思議。
ちなみに今回はヨッフル／アムステルダム・コンセルトヘボで聴いてます。
