ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

<推薦外> シテインベルグ 交響曲第1番、第2番

シテインベルク交響曲第1番  シテインベルク交響曲第2番

シテインベル交響曲第1番/第2番

ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団

この2枚も豊島区中央図書館で借りたもの。

ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団の北欧~東欧マイナー作曲家シリーズの中の2枚。

シテインベルク(1883-1946)STEINBERG,Maximilianは、エストニア生まれでロシアでリムスキー・コルサコフの女婿。作風は実にオーソドックスで、チャイコフスキーとかの発展型になるのかな。尖ったところがないっていうハンデもあって、ソ連時代には完全に無視されてようやく見直されて来たそうな。

 

交響曲第1番は、ちょっとカッコいいし、悪くないけど、19世紀前半の匂い(オーケストレーションも2管編成?)もあって、私にとってど真ん中ストライクではない。しかしチャイコフスキーに通ずる「ザ ロシア」的な第3楽章などはなかなかに聴かせる。

交響曲第2番は第1番がほどほど良かったので期待してたんだけど、オーケストレーションはアップしているんだけど、出てくるどのメロディも私のハートに引っかかってこなくて(つまり魅力に欠ける)、聞き流しちゃう(聞き惚れるの真逆)んだよね。


ということでこの2枚はもう聴かなくて良い、っていうわけではない(後で聴き直す価値はありそう)けど、有料で1枚3000円併せて6000円出せ、といわれると迷うでしょうな。