ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

ダリ回顧展を観に行く

ダリ展

上野の森美術館でやっているダリ回顧展が1/4までなので、二日続けての美術館行き。それで来ている絵なんだけど、まあ、たいした作品は来てない。ダリの画集を買って観た方がよっぽどいい。混んでないし。

そう、昨日の「アンリ・ルソー展」もそうだったけど、平日なのに非常に混雑していたんだよな。だいたいはオバサン(44歳のオジサンの私から見てもオバサンなんだから50~60歳はいっているだろう)が中心で、後は引退後のオジサン(おじいさんか)がちらほらって感じ。この団塊の世代の人たちは時間とお金持ってるんだろうな。実にうらやましい。

昨日観たルソーもそうなんだけど、ダリも「絵画」というより「イラスト」に近い分かりやすさがあるとおもうんだよな、絵が記号化しているというか、親しみやすいんだよね。シュールレアリズムってったって、ダリは分かりやすいよ、圧倒的に。

ベルギー王立美術展 

で、せっかく上野に来たんで、東京都美術館国立西洋美術館で、面白いのをやっていたらついでに観ておこうと思ったんだけど、東京都美術館の方は、「大エルミタージュ美術館展」をやっている。ロシアの国立エルミタージュ美術館のコレクションらしい。ポスターはゴーギャンの絵。

そう、ポスターになる絵が一押しの展覧会なら、ゴーギャン以上のもんはないんだろうとパスすることにする。

 

国立西洋美術館は、「ベルギー王立美術館展」をやっていた。そう、あのワールドカップを観に行った時に閉館していたあの美術館(7/12のブログ参照)。で、しゃくに障ったので、マルグリットとデルヴォーの絵葉書だけ買って(入場しなくても買える)、上野を後にしたのだった。