この「無名名曲アルバム」のブログの本筋であるところの「無名名曲」の紹介について、編集方針を変えることにしました。
今までは極力、「本当に聴いて欲しいモノ」を中心にして書いてきたんですが、正直ネタに詰まった。
CDは聴いてないモノも含めて1ヶ月に3~4枚は買っているんだけど、無名だけど本当に良いモノは、本当に少ない。
たとえば左のNAXOSから出ているホヴァネス交響曲第60番他なんだけど、この作曲家の理念「スノッブのためではなく大衆のために音楽を創作することが目的」(NAXOS煽り文句より)は、まさに私が唱えている「暁期ロマン派」の理念(2006-12-04の項参照)にぴったりなんだけど、少なくともこの60番には(ちなみにホヴァネスは交響曲を67曲作ったそうな。作り過ぎじゃ!)全く感動させられなかった。確かに前衛的なモノはなく、通常の音階で作られているし、管弦楽法も現代的だ。しかし、しかしだよ、肝心のメロディが単調で、ぐっと引きつけるモノがない。
NAXOSコピーを信じて、後、3枚も購入したり発注したりしたんだけど、無駄な投資に終わりそう。
そう、無名名曲を探すのは非常に難しいんだな。
ということで、「お勧め」と「好みじゃない」を別ジャンルにして、これからは「好みじゃない」ものも取り上げてゆくことにした。
まあ、「好みじゃない」についての曲紹介も、逆の意味で参考になるでしょ。