これからキャンプに行くのに、全く眠れない。
ということで、どうでもいい作曲家の作品について。
Amazonで調べるとそれなりにアメリカではCDは出ているようで、意外にメジャーなのかもしれない。交響曲もこの3曲に限らないみたい(全6曲)。
このクレストンの1枚、NAXOS 8.559034。
結構聴き直しました。結構かっこよいフレーズは出てくるし、華やかでそんなに悪くないんじゃないかと。しかし何回聴いてもこう思う。ハッキリ言ってしまえば内面性が欠如している!
「スマート」だとは思うんだけど、「情念」みたいなものが欠けていて、何度聴き直しても、心に引っかかったり残ったりしない。対位法的な扱い方なんて作曲技法的には上手いのかもしれないし、やがて来るミニマリズム的なものを予言しているんだとも言くもない。
しかし、第3番なんて、NaxosのCopy通り、宗教的な題材を扱っているのにもかかわらず荘厳でも敬虔でもない。書き割りの音楽。聴いていて心が揺さぶられることが全くない。
ちなみにNAXOS-8.559153で、「クレストン 交響曲第5番 他」というやつも出ているけど、同じ様なもの。ぱっと聴き良さげだから始末に負えない。
少なくとも私のCDプレーヤーにかかることはもう2度と無いでしょう。