ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

046 ロット 交響曲ホ長調

今日は「クラッシック」というより「ダイエット」ネタかも。

ともかく今年の冬に「レコーディングダイエット」に失敗してから、体重は増えるばかり。4月にとりあえず会社に復帰してからと言うものロクに体も動かしていないし、食欲は増すし、ついに107kgにもなってしまったんですな。

で、これではいくらなんでもイカン、会社に行っていても現場に復帰出来ないということで、昨夜久しぶりに江戸川橋から西池袋の自宅まで歩いた。歩き始めてから「ちょっとこれはヤバイかも」と思ったのは、歩く時、太っている腹を突き出して歩くんで、背中というか腰を痛めるんじゃないかと。案の定、15分くらい歩いた段階で腰が痛み出す。何度タクシーで帰ろうかと思った事か。

でも目白の駅で長めに休んだら結構復調したんで、結局歩き通したんですな。元気な時は45分で歩ききれる距離なのに1時間20分くらいかけて。

で、今朝起きて、ベッドから立ち上がったら腰に激痛が。ともかく立てない、歩けない・・・、とても会社に行ける状況じゃない。

ということで会社を休んでしまったんですな。

 

ということで(痛みもやや治まって、座っていれば問題ないんで)本題の無名名曲の紹介を。
無名名曲アルバム-ロット交響曲ホ長調

曲はハンス・ロットの交響曲ホ長調。このブログの発祥となっている「無名名曲鑑賞会」で知った一枚。
ブラームスブルックナーマーラーを足して、ともかく分かりやすくしたような良い曲。
冒頭に出てくるワーグナー風のメロディが、ときには寂しく、そして勇壮に全楽章を通じて現れる全曲64分弱の大曲。

ロットというひとはWikiとか見ても分かるように悲惨な生涯で若死にしてしまったんだけど、長生きしていたら・・・と残念。Wikiによれば「ブラームスは、(中略)あまつさえロットに、どうせ才能は無いのだから、音楽を諦めるべきだとさえ言い切った」そうな。ブラームスは悪いやつだな~。
ともかく、マーラー交響曲マイナス1番みたいな、良い曲です。俗っぽくもあり、しかしながら崇高な部分もある、マーラー好きにはたまらない曲です。緩徐楽章の第2楽章がちょっと弱いかな。でもスケルツオはマーラーが引用したくらいの良い出来。そして叙情的に始まり、ブラームスの一番の4楽章の引用?から雄大に締める(盛り上げすぎだろってな感じもするけど)フィナーレ。まあ曲の分析をくだくだ述べる必要もなし。ともかく聴くべし。

ちなみにバックスについて書くことになっていたんだけど、まだ格闘中なんでしばしお待ちを。