ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

今更ながら「サマーウォーズ」を観る

無名名曲アルバム-サマーウォーズ

山下達郎が主題歌(エンディングロール)を書いた昨年のアニメ映画「サマーウォーズ」を今更ながらDVDで観る。

達っつあんが関係してなかったら絶対観なかっただろうこの映画、正直期待してなかったんだけど、ちょっと感動してしまった。

アバター」が活躍する映画の世界観とか、48才のおじさんにはちょっと共感できないんだけど(でもオレが17才でも共感しなかっただろう)、物語自体が良くできている。といっても倒したと思った相手がしつこくゾンビのごとく復活して来る展開などは「ターミネーター」以降のアメリカ映画っぽくて好きじゃない、というか「このままじゃ終わらないんだろうな」って予想がついてウンザリするし、真田家をモデルにした歴史的背景?はドメスティックで世界に通用しない?んじゃないかと思ったりしたりしたんだけど、日本人で司馬遼太郎を読み込んでいる私にはスルッと入ってきた。

そう、期待していなかった分?かなり感動した(不覚にも涙した)。達っつあんのエンディングロール(「僕らの夏の夢」)がなければ絶対に観なかったとは思うけど、それ抜きにしても一見の価値有り。お勧めです。同じ監督(細田守)の「時をかける少女」も観たくなった。