ドイツに勝って日本国中、にわかに盛り上がったんだけどね・・・
ということで昨日11/27(日)W杯グループリーグ第2戦目、対コスタリカ戦について。
まあ、今更私が分析してもしょうが無いけど、やっぱり前半の中盤以降、ダラッとして中途半端なゲームになってしまったのが敗因でしょう。プレスがハマらず、コスタリカもキープ力だけはあったので、日本はボール支配率もそれほど高くならないし、ボールを持っても可能性が低い攻撃に終止。
悲しいくらい上田 綺世はハマらなかったし、守田も怪我明けでピリッとしない。相馬も出だしは良かったけど徐々にトーンダウン、先発した堂安も空回り気味、鎌田にもボールが入らない・・・
後半、伊藤 洋輝を入れて分かりやすく3バックにしてからは(前半も山根をWBにして3バックっぽい感じにはしていたが)ギアが上がってボールも繋がりだしたが、前半を無為に過ごしたバチが当たって、相手の一本だけの枠内シュートがゴールになって負ける。
得点を取られてからは、三笘が二回、個人技で「ポケット」に侵入してマイナスに折り返したのに、中央の選手はQBK(急にボールが来たので)状態。
その段階ではともかく三笘は相手に完勝していたので、彼にボールをもっと集めればいいのに、伊藤はバックパスに終止。
で、あっさりと言って良いほど負ける。
相手は枠内シュート1本とか言うけど、日本だって3本しか枠内シュートがない。三笘の侵入と伊東が倒されたシーン以外、ほとんど崩せてたシーンを見かけなかった。
それじゃ勝てないよ。
==================================
そして今後に問題を生む。
守備の要である遠藤航と吉田と板倉の3人を2試合続けてフルで使ってしまったのだ。
11/24に私の記事で指摘した「東京オリンピックでは失敗したミッション、選手をきちっとローテーションさせなければいけない」には完全に失敗。
特に運動量が必要なポジションの遠藤航を使い続けるなら、このゲーム、絶対に勝ちが必要だった。遠藤はスペイン戦に使うのか? 使うとするともし(万一)スペインに勝ってノックアウトステージに進めたとしても厳しい戦いになる。
==================================
しかしドイツ戦が終わってから、チームの皆、解説をする人は口をそろえて「次に勝たなければ意味が無くなる」と言っていた。たしかにその通りだったんだけど、今思うと死亡フラグのよう。言霊が悪い方に働いた感じ。