ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

良かったね!アージェンティーナ! おめでとう!メッシ!

https://www.fifa.com/tournaments/mens/worldcup/qatar2022/news/triumphant-argentina-conclude-unprecedented-fifa-world-cup

月曜未明、カタールW杯決勝、PK戦の末アルゼンチンが優勝。

メッシ悲願のタイトル取る

月曜は朝までセレブレーションの様子をテレビで観てたし、一旦寝てから様々なメディアからゲームに関して、また今回のW杯の総括などを見たり聴いたりした。まあ今はそれらは置いといて。

ここでは個人的な経験を。

私は、2018年のロシアW杯を現地に観に行っていた(ちょっと自慢である!今やロシアに入る事すらありえないけど、その当時はほぼ全く問題が無かった・・・歴史の転換点!)。

で、日本✕コロンビア戦を始め4試合、グループリーグの試合を観た。そのうちの2試合はアルゼンチンが出場したもの。

6月21日 アルゼンチン×クロアチア戦 (ニジニ・ノヴゴロド) 第2戦

6月26日 アルゼンチン×ナイジェリア戦 (ペテルブルグ) 第3戦

そう、何を隠そう?私は生粋のメッシ推しだったのである(正確にはバルセロナ推しの中でのメッシ推し)。

で、今回は、そのアルゼンチン×クロアチアを観た時の回想話。

ニジニ・ノヴゴロド(ソ連時代はゴーリキーと呼ばれた街)では、個室のホテルが全然取れなくて、ホステル(つまりは相部屋である)に泊まったんだけど、4人部屋のうち3人は若いアルゼンチン人だった(世界中どこにでも行く人たちなのでアタリマエか)。大変肩身の狭い思いをしてたんだけど・・・

このゲーム、アルゼンチンのGKカバジェロのとんでもないミス(相手にボールをプレゼント)から失点したあげく、モドリッチにも決められ、最後は当時バルサでメッシの同僚であるラキティッチにも決められ、0-3の完敗だった。

当時のアルゼンチンのチームは、やっぱりメッシ依存のチームだったんだけど、他の選手も「オレがオレが」みたいな自己主張が激しくて、観ていて「もっとメッシが活きるように回りもしろよ!」とイライラして観ていた記憶がある。

特に交代で出てきたティバラとか「オマエが良い選手であるのは分かるけど、メッシに比べたら全く及ばないんだから自分中心のプレーはするな!」とすご~くムカついた(そこが今回のチームとの違いである/ティバラはPK要員でそれはそれで安心)。

で、アルゼンチンが負けて、スタジアムはちょっとヤバイ雰囲気になったのでとっとと宿に帰ったんだけど、同室のアージェンティーナたちはお通夜のような雰囲気。

この試合を観る前に日本✕コロンビア戦を観てきていて、コロンビアの人といっしょのタクシーに乗ったりしてちょっとだけ交流があったんだけど、同じ南米の国の人と言っても全然ノリが違う。コロンビアの人たちは(まあ第1戦に負けただけでまだまだ取り戻せるっていうのはあったんだろうけど)負けた後も陽気にサランスクの街で、日本人と一緒に騒いでいた。

それに比べるとアージェンティーナはマジメっぽい感じで、もちろん応援は騒ぐけど、陽気に騒ぐ、ではなく真剣に騒ぐという感じだったので、雰囲気最悪。

まあ彼らも、その日、とてつもないミスをしたカバジェロを揶揄するラップみたいなものをネットで拾ってきたのを聞いて少しは気が晴れたのか、少しく会話を取り戻していたけど。

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結局、ペテルブルクで行われた第3戦で、アルゼンチンはナイジェリアに辛くも勝って、決勝トーナメントに進むことになったんだけど、ベスト16でフランスと当たって4-3で敗北。最後の方でアルゼンチンが追い上げた印象で、今回の決勝も「アルゼンチン✕フランスは打ち合いになる可能性が高い」って思っていた。今回のW杯決勝に関して、意外にその時のことが余り取り上げられてなかったような気がして不思議だったな。

なんで打ち合いなる可能性が高いかと言えば、両チームともドイツやスペインに比べて「傭兵」軍団だと思ったからなんだけど、そういう分析は今回はパス。

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ということで、2018年に出会ったアージェンティーナたちに、おめでとう、よかったね、と言いたいし、バルサで、ハイティーンでデビューして以来(当時は可愛かった)、素晴らしいプレーを魅せてくれたメッシが、最後に足りない冠を戴いたのに、感動した、というよりホッとした。

良かったね!(あの日の)アージェンティーナ! おめでとう!メッシ!