ハトコのたわ言

趣味に生きる隠居のたわ言集です

「君の髪があやしく絡まりうねる」(2018/19/20/22)【オリジナル】のTONIOバージョンを公開


「君の髪があやしく絡まりうねる」(2018/19/20/22)【オリジナル】TONIO Ver.

 

2020/9/8に公開した歌曲「君の髪があやしく絡まりうねる」。

Vocaloid用の音源を「PRIMA」から「TONIO」に、女声から男声に替えたバージョンです。 もともと自分で歌う=男声で考えていて、歌詞内容も男性の一人称なので、こちらの方がそもそもの構想に近いと言えます。このブログで既に書いたとおり、自分で歌うのは諦めてしまったのですが。

将来的には、先にアップした、


「花咲く春の夜の夢を見てる」

これと、あと何曲かTONIO」に歌わせる曲を作って、第2歌曲集的なモノとするつもりです。

乞うご期待?

サッカーW杯アジア最終予選 日本代表✕サウジアラビア代表戦を観にゆく/伊東純也が真のエースに!

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(この日の座席はバックスタンドの上段。ピッチまで遠いけど全体が俯瞰できて観やすい)

 1/27(木)、対中国戦に引き続き、2/1(火)の対サウジアラビア戦を埼玉スタジアムに観に行った。コロナ対策での上限2万人弱のお客を入れていたし、「決戦」ムードが高くて、そういう面でも中国戦より楽しめたし、何より中国戦は「一方的な展開なのに2点しか入らない」という凡戦であったのに比べると、サウジ戦は「そこそこ拮抗していたのに、ピンチは少なくチャンスは多め」で非常に楽しめる一戦だった。

 もちろんもっと点が入って欲しかったが(結局、この2戦で+4にしたが、得失点差でオーストラリアに大きく後れを取っている状況は続く)、2点目が入った後は危なげがなく、観てて負ける気がしなかった。

 さてこのゲームに関して言っておきたいのは、下記3点。

 

■伊東純也はもはやこのチームの絶対的エース

 この日も1ゴール1アシスト。右サイドからの崩しは、ベルギーリーグでも通用しているように、アジアレベルでは止めがたい。

 そしてチーム2点目のミドルシュート。目の覚めるような素晴らしい一撃。声を出して応援してはイカンのだけど、声を出して悦ばすにはいられなかったよ。会場もさすがに沸いたし。

 このチームのエースは10番の南野でも、この日は出番がなかった堂安久保でもない(無論、PKの1点しかとっていない大迫では全くない)伊東純也である。そういう存在になっている。

 確かに伊東は高校選手権にも出てないし(なんと公立校!)、大学では2部リーグ所属だったし、オリンピック(世代的にはリオ世代)出場もなかった。同年代でのスピードスター系では浅野拓磨の方が圧倒的に評価が高かった(しオリンピックにも行ったしフル代表デビューも早かった)

 なので青田買いが好きな日本のスポーツマスコミは、買い損なった伊東をいつまでたってもアウトサイダー的な扱いのままである。

 が、現状の伊東は日本代表の救世主であり、替えが効かない絶対的なエースになっているのである。そういった位置づけの上で解説・報道して欲しい。

 ちなみに地上波でゲームを見直してて気になったのは、例の松木「イナズマ純也」呼び。ダサいから本当に止めて欲しい

 なお、今の4-3-3のシステムだと、堂安も久保も右ウイングでスタメン張れる目はない。無理にでも左ウイングをやるか、ベンチを温めるしかないだろう(インサイドハーフの目がないのは次項目で)。

 

遠藤航ー守田英正ー田中碧の3ハーフ体制は盤石

 この試合後半の田中碧のデキは出色だったが、ともかくこの3人は素晴らしい。正直、このシリーズで観るまで守田はこんなに出来る選手だと思ってなかったがディフェンスだけでなく視野も広くパスも鋭い。遠藤ふくめ3人とも運動量もあり、3人とも「何人いるんだ」と錯覚するくらいだった。

 久保が言ってたとおり、日本代表の4-3-3の3枚はバルサ的な「アンカー+2インサイドハーフ」というよりは、流動性の高い「3ボランチ」なので、ここに堂安久保などディフェンスに難がある(攻撃に特徴があると言うべきか)選手をインサイドハーフとして入れるのはキツイ。この日の試合メンバーで言えば出来て(途中出場で出た)原口くらい。すでに柴崎でも務まらない感じがする。

 メンバー外で言えば、すぐに出来そうなのは旗手とか大島(ケガしてなければ)とか脇坂とか川崎コネクションの選手くらい。この3人が今のところ鉄板のスタメンなので、そのバックアッパーを早めに代表に呼んでおく必要があると私は思う(まあ、森保監督じゃ呼ばない、もしくは呼んでも使わずバックアッパーにならないだろうけど)

 

■長友/中山問題。中山がちょっと可哀想に見えてしまった

 このゲームで長友は頑張った。が、TVでなく普通に観戦している状態では、頑張ってるし中国戦ほどヒドくないけど、相変わらずクロスはズレてるな~、という感じ。逆に途中出場の中山は色々言われて迷いが出ている感じに見えた。それもこれも森保監督がスパッと入れ替えないからである。本当に博打が打てない人である。

 なおこの試合でも2CBは全く問題なかった。特にワントップのサウジの9番は、主に谷口に完封されていた。谷口は攻撃面での貢献(ボールを散らし、縦パスも入れられる)など、相手によっては吉田以外の選択肢も出てきたと言える。

 が、どうせ森保監督は、吉田のケガが癒えたら、調子どうのこうのは無視して吉田に戻しちゃうんだろうな。こういうことを考えると、試合終了後の高揚感なんて消え果てて、哀しい気持ちになる。

 

 ゲームに関して言いたかったのは以上。なんだけど、最後に触れておかなければならないニュースを見てしまったので一応言及しておく。

 

田嶋幸三の今更ながらの発言に呆れる

W杯決定かかる豪州戦で地上波諦めず「多くのみなさんに見てもらうことが後押しに」田嶋幸三会長 - 日本代表 : 日刊スポーツ

 何が諦めず、だ。アンタの交渉力が無かったからこんな目に遭っている。まずお詫びから入れ!

 W杯でも出場国の試合は地上波で放送できる権利がある(ハズである)。AFCの構造的問題を「比較的まとも」な他の国々と協力して解決してこなかったからこんなテイタラクに陥っている。

 すでにその状態で半年放置(まあ、本当に放置していたらヒドすぎる話だけど)

 で、いよいよ問題になりそうな時に、こんなアリバイ作り発言をすること自体に呆れる。そしてそれを無批判にニュースにしてしまう日刊スポーツなど既存のスポーツメディアにも呆れてしまう。

サッカーW杯アジア最終予選 日本代表✕中国代表戦を観にゆく (2)寒い中、バイクに乗って観に行った

 「観に行く前に言っておきたいこと」という下記の文章を書いてから観に行った。

サッカーW杯アジア最終予選 日本代表✕中国代表戦を観にゆく (1)観に行く前に言っておきたいこと - Second Cousin's Project のブログ

 ゲームの内容について、「1-0でつまらなく勝つ」という私の予想は少しズレ、「2-0でつまらなく勝つ」だった。日本はほぼ全ての面で圧倒しているのに2点しか入らない。中国の「フィジカルは強いがチームとしての連携がなく」アウェイの前戦よりさらに弱くなっているのにはちょっとビックリしたが。

 色々言いたいことはあるけど、たくさんの方がすでにレポートされているのと私の意見もほぼ同じ。

 

■中山>長友。次戦以降は中山先発で

 写真を撮った位置が私の席。アウェイ側の前から10列目という全体は分からないけど前半、日本の左サイドは良く見える席だった。

 長友、そんなに悪い、という感じではなかったが、良い!というワケではなかった。前半40分頃、田中碧からのサイドチェンジを右足でトラップしてゴールに背を向けてしまったシーンとかを目の当たりにしてしまうと、判断力の衰えなのかどうかわからないけど、無理に右利きの長友を左サイドでプレーさせる意味が分からない。左利きなら普通に左足ワンタッチボレーでクロスを入れるとか選択肢が広がるのに、今の長友のチカラでスタメンを張れているのは不思議。

 中山は交代後、すぐにアシストで結果も出したし、サウジ戦は中山先発でいいんじゃね?

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■南野はあのポジションにハマってない

 試合勘の問題だけでなく、南野ってセカンドストライカータイプで、左ウイングを任せられるタイプじゃない。独力でサイドをエグって、とかそう見せかけて中へ、みたいなことはできないじゃん。ハマってないのが分かりきっているのに、なんであそこで使うんだろう。意味が分からない。

 もちろん試合勘もなくて、守田がバックヒールで落としたボールを切り返した時は、「なぜそのまま打たない」と悲しくなった。前田か浅野を左で使う方がまだ可能性を感じる。もしくは急遽、オリンピックでこのメンツの半分くらいとやったことのあるグランパスの相馬呼ぶとか(国内組の合宿にでていたし)。

 ともかく4-3-3で次戦もスタートするなら、いっそのこと南野はワントップで使うくらいの方が良い。もちろんそこまで無理して使わなくても良いが。

 久保や堂安に期待は高まるけど、二人とも左利きで、絶好調の伊東も右サイドを得意としていて、逆に左サイドに置く駒がないというのは、今までロクに試してこなかった監督の責任だよな(重い腰を上げて使った三苫も故障とかいうのも含めてね)。

 しょうがなく、途中から4-2-3-1にした感じなんだけど、サウジ戦は思い切った決断が必要になる。が森保監督じゃそういうの期待できないが。

 

■CBのセットは無難にこなしてたけど、サウジ戦での活躍は約束されない

 中国に形を作らせなかったので、谷口ー板倉のCBセットがディフェンス面で試される場面はなかった。攻撃面に関しては、谷口の配球は正直、吉田より良かったんじゃないかと思うけど、次戦のサウジ戦で、スピードで来られた場合に対応可能なのか、不安は尽きない。これも彼らが悪いわけではなく、今まで何も試してこなかった監督のツケが回ってきているだけなんだけどね。

 

 以上がゲーム内容についての感想。ともかくサウジ戦は頑張って欲しい。

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※コロナ対策についての覚え書き

 昨年12/27にチケット抽選に申し込んだ時点ではまだオミクロン株がここまで急激に拡大するとは予想できなかったので、協会はたぶんフルで観客を入れるつもりだったと思われる。が、抽選結果を出す1/6時点ではそれは諦めたんだろう。抽選の結果、私は対中国戦、対サウジ戦ともに当選したが、その後、当選者の取り消しという話は私を含めてなかった。

 たぶん埼玉県のガイドラインに従って、上限2万人、来場者は「2回のワクチン接種」もしくは「PCR検査or抗原チェック」(東京都ではイベント入場者は「2回のワクチン接種」してても「PCR検査or抗原チェック」してないとダメ、のようであるので埼玉は少し軽いようだ)で開催しようとしたんだと思う。

 が、蓋を開けてみたら1万1千人しか観客は入っていなかった。

 抽選後、払い戻しが可能、というメールが1/19に来ていたので、解約した人がそれなりにいたのではないかと思う。

 と、言うのは、実際に席に着いてみると、上の写真のように、必ずしも一席空けて着席、と言うワケではまったくなく、当選した席は、左右4人ずつくらいびっしり座っている真ん中という意味が分からない席だったからだ。全体的にガラガラなのよ?なぜこんなに混んでいるところに座らなきゃならないの?という不思議。

 コロナ感染の人体実験でもしてるのかと疑いたくなった。が、1/2近くが解約したのであれば少しは納得できる。

 ともあれ、「これからもっとお客が入る」と思っていた前半が終わった段階で、空いている別な席に座って観たけど、正直、コロナ対策としては意味が分からなかったな。

 なお、個人的な対策として、電車でなく、ひとりでオートバイで行くという、完全に密を避けた行動を取ったけど、ともかく帰りは寒かった。考えてみれば1月のナイトゲームなんて日本では滅多に行われないんじゃない?

 サウジ戦は、観客が1万人であれば、電車で行ってもいいんじゃないかと今は迷っている。

サッカーW杯アジア最終予選 日本代表✕中国代表戦を観にゆく (1)観に行く前に言っておきたいこと

 これから埼玉スタジアムに観に出かけるんだけど、その前に森保ジャパンについて言いたいことを書いとく。
 森保監督を代表監督としては支持しないということについて。

■理由1
 カタールW杯での日本代表の目標はベスト4に入ることと言われている。が、森保監督では絶対に入れない。それどころか、グループリーグは突破できたとしても(これも運次第だけど)、トーナメント1回戦も勝ち抜けないだろうことは確実というのが今の時点での私の結論。なので支持しない。もしアジア予選を勝ち抜けたとしても解任すべきだと思う。

 その理由は、(これはたぶん私のオリジナルの説ではないが)森保監督は自ら進んで賭には出ない。よく「石橋を叩いて渡る性格」とか言われているが、日本代表の実力で、賭に出ずにトーナメントが勝ちぬけるわけがない

 これは残念ながら東京オリンピックで証明されてしまっている。

 金メダルを取るつもりなら、グループリーグ第3戦(対フランス戦)か、決勝トーナメント第1戦(対ニュージーランド戦)どちらかで間違いなくターンオーバーする必要があった。フランス戦に負けて予選敗退する確率は低かったし、ニュージーランドはトーナメント出場国の中で最弱。早めに三苫とかを使っておけば、準決勝以降に打てる手は増えたはず。

 なのに。

 そういう賭けが打てない性格なんだろう。

 減点法で採点される日本社会の縮図のような判断で、それでは世界に勝てない。実力がそのまま出せれば勝てるほど日本は圧倒的に強いわけではない、今も、これからも。W杯に出てくる国の中ではよく見積もっても中位くらいである(よっぽど中国が強国になって、中国リーグのレベルが欧州リーグを上回るようになって日本人スター選手がそこで戦う、みたいなサッカー面以外はディストピアみたいな世界にならない限り)。

 カタールアジアカップ決勝で負けた段階でオリンピックもフル代表も解任しても良かった。


■理由2
 森保監督の記者会見は本当につまらない

 ともかくホンネをしゃべらないし、つまるところ内容は、戦前では「ともかく頑張ります」、戦後は「ともかく頑張りました」くらいの情報を長々としゃべっているだけ。

 そりゃ戦う前に具体的な戦術についてしゃべるワケにもいかないだろうが、あまりにも当たり障りのない発言過ぎる。翌日の新聞の見出しになるくらいのことは言わないと、日本サッカー界についての報道量が減ってしまう。

 未だサッカーがスポーツとして第1選択肢でない日本で、こういう人のつまらない話がテレビとか報道とかで流れること自体が、長い目で見ればマイナスである。オシムとか岡田とか障りのない範囲で面白い話が出来ていた。そういう意味でも支持できない。 

 

■理由3
 ここからは憶測そして中傷になってしまうかもしれないがあえて言うと、この人が代表監督を続けられているのは、日本サッカー協会文句を言わない存在として、そして上意下達の人物として、協会長や技術委員長からすれば与しやすい人物だと評価されているからじゃないかと疑いたくなる。日本代表から実力以上のチカラを引き出せる能力があると評価されているワケではなく。

 正直、コロナ禍で満足にテストマッチが行えないとか、代表のアウエーの試合が地上波で放送されないなど、現場の長として上に(つまり協会に)文句を垂れるベキである。外国人監督ならそう言って協会の方にプレッシャーを掛けるだろう。

 今は協会にとってノープレッシャーだから田島会長がアウエーの試合が地上波で放送されないことについて他人事のような発言をしているのにそれがスルーされているような現状だ。「お前の努力が足りないんだよ」と突っ込みたくなったニンゲンは多いだろう。


 正直、今日の試合のチケットを押さえた段階では三苫などの新戦力が生き生きとピッチを駆け抜ける様が見たかったから、という理由が大きかった。なので、招集されないとかケガで出られないという情報を聴いて、正直、モチベーション下がっている。

 まあ、サウジ戦も含めてチケットを押さえたし、埼玉スタジアムはそこそこ近いのでコロナ禍でも観に行くが、あまり期待はしていない。今日も1-0くらいで勝つかもしれないが面白いゲームにはならないだろうな、と思うので。

DTMシステム移行で被った、不条理で理不尽な出来事について (5)ついにオーケストラ音源「Edirol Orchestral」が使えなくなった

<前項目DTMシステム移行で被った、不条理で理不尽な出来事について (4)英語DBで日本語を歌わせたら[N@]でシステム崩壊の危機の続き:最終回>

 

この項目の(2)~(4)は、主にVOCALOIDの過去の音声ライブラリをCakewalk by BandLabというDAWソフトの上で使うようにする際の苦労話だったのですが、最終回では『ついにオーケストラ音源「Edirol Orchestral」が使えなくなった』件について書いておきたいと思います。

 

もう完全に思い出話になってしまいますが、Cakewalk by BandLabの元になったRolandブランドのSONARを買ったのは2002年発売のSONAR2.0(WindowsはXP時代)なので、もう20年も昔のことか・・・。で、その時に買ったオーケストラ音源が「Edirol Orchestral」。Rolandが出していた16bitの音源で、その当時は意欲はありましたがオーケストラっぽい曲は作れていなかったので余り活用できていませんでした。

その後、SONAR2.0から2.1に無償でアップグレードした以外はずっとそのまま使っていて、2013年前半には、初めて交響曲っぽいモノ(発表はしていないんですが「交響曲第1番」)を「Edirol Orchestral」で作ったりしだしていました。

が、「どうせまた延長になるだろう」と思っていたWindows XPのサポートが2014年4月で本当に終わるという状況になり、正直、その時も非常に困りました。いっそのことDTMの作業はネットに繋がないスタンドアロンのPCで行う、という選択肢もあると思っていましたが、PCのCPUも64bitがメインになり、そうした高スペックのPCを使いたい欲求もあったため、2013年9月に、Windows7のPCを購入。当時は既にWindows8も出ていたのですが、評判がイマイチだったので、あえてWin7にしたのは余談になりますが。余談を続けると、結果、私のWindowsPCのOS遍歴は、Win 98→Win XP→Win 7→Win 10と見事にトビトビになっています。

もとい。2013年9月に新しいPCを買った時に併せて買ったのが、SONAR X2。OSにあわせて64bitバージョンのものを使っていました。この時に32bit対応だったVOCALOID2.0を使うために、パッチを当ててReWireで動かしていた、というのは既述しました。

で、「Edirol Orchestral」は「音源」としては16bitだったのですが、PCのCPU対応としての64bitのSONAR X2でもVSTインストルメントとして動作可能のようだったので、苦労の末(OSのレジストリを弄る、というやりたくない方法をとったのですが)、なんとか新しいマシンでもインストールできました。

それと同時に、当時参考にしていたDTMの参考書で読んだ「オーケストラ音源は複数の音源をブレンドして使った方がより自然に聞こえる」という意見を参照に、このEdirol Orchestral」と、2013年に新しく買った「GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4」の両使い体制に入り、それは2019年のDTMシステム移行まで続けることができました。

しかし。2019年のWindows 10のPCでは何をやってもEdirol Orchestral」をインストールすることができず。ついに2002年から使い続けていた「Edirol Orchestral」は悲しくも使えなくなってしまったというワケです。

ということで現在のオーケストラ音源はアップグレードした「GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5(GPO5)」と(既述の)フリーのオーケストラ音源「Versilian Studios Chamber Orchestra(VSCO)」の両使い体制となっています(ちなみに「UVI Orchestral Suite」というのも買っていますが、GPO5VSCOが両方とも同じ「ARIA PLAYER」というソフト音源エンジンで動くので、UVIの方はほとんど使っていません)。

で、そのGPO5VSCOで作ったのがこれ。


「上を向いて歩こう」オーケストラ風カラオケ

ちなみにこのカラオケで自分で歌ったのも今はYouTubeにありますが、そのうち削除するつもりです(やっぱり歌は上手くないので)。

 

ということでやっとこの項目は終了。

しかしあれからもう3年。Windows10のサポートは最短(?)で2025年10月には切れるみたい。現在のマシンはWIn11にアップグレードするのに足りるスペックだけどソフトが11で動くかどうか不明だからする気はないし。今までのパターンから言えばWin11はトバして(まだ姿形も見えないけど)Win12のマシンにリプレースするのが現実的かもしれないと思う今日この頃。

花咲く春の夜の夢を見てる (2021/2022)


「花咲く春の夜の夢を見てる」(2021/2022)

 

<2022年02月06日修正>

2022年1月21日にアップしたこの曲、keyをFからCに変えてアップし直しました。

TONIOの音域としてはF(最高音はA)に上げた方がテノールらしいのですが、

テノールでなくバリトン音域の方が男の声としては私は好き(最高音はE)

②ずっとCでオーケストラの伴奏を作っていたので、対旋律の音域がFだと低すぎたり高すぎたり不自然に聴こえる(特にヴァイオリンが)

の二つの理由からC keyのものを最終形としてアップし直しました。

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Vocaloid2.0用の音源「TONIO」に歌ってもらった日本語の曲です。クラッシック風。

ちょっと前に、

君の髪があやしく絡まりうねる (2018/2019/2020) - Second Cousin's Project のブログ

で紹介したように、2019年からずっと「自分で歌う」前提で何曲か作ったのですが、結局、自分の作曲能力と自分の歌唱能力のバランスが悪く、というか端的に言えば自分の歌唱力というのはお酒が入ったカラオケの席で『歌うまいね』と言われる程度のもので、かなりシンプルに作ったつもりのこの曲も、ちょっとでもノン・ダイアトニック・コード(ハ長調なら黒鍵が含まれないコード)の進行にしたりするとテキメンに音程が不安定になるなど、他人様に聴かせるものではないことが明確になってしまいました。
ということで「自分で歌う」のは昨年の2021年の10月末時点ですっぱり諦め、ペンディングにしていた曲を改めて「TONIO」に歌ってもらうシリーズの第1弾として昨日、YouTubeにアップしました。

DAWCakewalk by BandLab、オーケストラ音色はGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA5に、今回もフリーのオーケストラ音色Versilian Studios Chamber Orchestra(VSCO) 2 Community Editionを足してます。
TonioはVocaloid2.0用と古い音源なので、sonicwireのライブラリインポートツールを使い、Piapro Studioで使えるように変換。ボーカル音量の調整にMelodyne5も使っています。

なお「TONIO」はちょっと前に買っていましたが、本格的に使ったのは今回が初めて。本当はもっと男らしい?バリトンボイスで歌わせたかったのですが、TONIOはテナーのようで、どの声域が一番よく歌えるのかまだ手探り中です。

趣味の作曲活動、今年の前半はこの「TONIO」に歌ってもらうシリーズを中心に進めてゆくつもりです。

遅ればせながら、2022年こそよろしくお願いします。

 1年1ヶ月ぶりのブログ。ずいぶん間が空いてしまいました。

 もちろん、コロナ禍で外出する機会が減ってブログに書こうと思うようなことがあまり起きなかったとか、当ブログの主要なテーマである趣味の作曲に関しては「自分で歌う」シリーズが思うように進まなかったとか(これについては後述予定)などの理由がありました。

 が、それ以上に、私にとっての昨年2021年は、私の老母の認知症が急激に悪化し、ついには立冬の頃、最期を看取ることになった年でした。そこに至るまでもいろいろ紆余曲折があり、それについて、自分自身の備忘録として、そしてもしかしたら他の方の参考になるかもしれないと思い、事実ならびにその時に自分はどう思っていたのかについて、考えをまとめ、このブログ上で発表したいと思っています。

 しかしまだ気持ちの整理がついていない部分があり、ちょっと先送りしたい。

 ということで、2022年は、まず母の病気そして死以外のことについて、書いてゆきたいと思っています。